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診療科・中央部門のご案内

循環器内科

診療スケジュール・担当医

当教室は平成17年6月に赤阪隆史教授を迎え5年以上が経過しました。医局員全員が常に患者さん中心の高度で良質な循環器診療を行うよう心がけています。

診療内容

医局の紹介

当附属病院における当科の基準病床数は54床で、そのうち冠疾患集中治療室(CCU)を5床含みます。冠動脈疾患をはじめ、心不全、不整脈、心筋症、弁膜症、血管疾患などの循環器疾患全般を担当しています。外来、入院患者さんに対してはまず問診・理学所見に重点をおいた非侵襲的な評価診断を基本とする姿勢をくずさないように心がけています。しかしながら、診療の上でさらに検査が必要なときは、最先端医療を駆使し、よりたくさんの情報を確実に集約し、患者さんひとりひとりの病態を評価することで、最適な診療に結びつけるよう精進しています。

また、大学病院の特色を生かして、他科(特に心臓血管外科や小児科)との連携を柔軟なものにし、全人的な診療を目指しています。

診療対象となる疾患・治療

当院にて施行可能な循環器系検査
  • 心電図、Holter型心電図、加算平均心電図、トレッドミル(運動負荷心電図)
  • 心エコー
  • 心臓カテーテル検査
  • 電気生理学検査
  • 心筋シンチグラム
  • 心臓および冠動脈CT (MDCT)
  • 心臓MRI
当科で施行している主な治療
  • 冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)

    検査・治療手技
    負荷心筋シンチ、冠動脈CT、心臓血管MRI、冠動脈造影、経皮的冠動脈形成術、ステント留置術、ロータブレーダー

    内容
    心臓の筋肉へ血液を供給する血管を冠動脈といいます。この冠動脈が動脈硬化などのために狭くなったり、詰まったりすると、心筋へ十分な酸素や栄養が行き渡らなくなります。この状態を虚血といい、虚血が一過性のものは狭心症、急速に完全閉塞すると急性心筋梗塞となります。当科では、体に負担の少ないシンチやCT検査でスクリーニング検査を行い、必要であれば入院してカテーテル検査や治療を行っています。もちろん、急性心筋梗塞などで緊急を要するときにはすぐに対応できるような態勢をとっています。

  • 不整脈(心房細動、心房粗動、上室性頻拍、心室頻拍)

    検査・治療手技
    ペースメーカー植込術、植込型除細動器埋めこみ術、両心室ペースメーカー埋めこみ術、電気生理学的検査、カテーテルアブレーション術(心房細動、心房粗動、上室性頻拍、心室頻拍)

    内容
    不整脈に対する検査・治療の専門日を設け、その日に集約的に治療を行い診断治療までの待機期間を短期間にするよう努力しています(緊急の場合の対応あり)。

  • 心臓弁膜症

    検査・治療手技
    心エコー検査、心臓カテーテル検査、経皮的僧帽弁交連開裂術(PTMC)、経カテーテル大動脈弁留置術 (TAVI)

    内容
    以前はリウマチ性心臓弁膜症が多数を占めていましたが、近年は動脈硬化性大動脈弁狭窄症が増えてきております。心臓弁膜症は心エコー検査でかなりの部分を診断することが可能です。手術などの治療が必要なときには、入院してカテーテル検査を受けていただき、心臓血管外科に紹介させていただいております。
    また、適応のある場合には心臓血管外科、麻酔科と合同で経カテーテル大動脈弁留置術を行っています。尚、僧帽弁狭窄症については適応のある例でカテーテルによる治療を行っております(経皮的僧帽弁交連切開術)。

  • その他

    重症心不全に対する両心室ペーシング、肥大型心筋症に対する経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA)、さらに四肢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症など)にたいするカテーテル治療も行っています。

専門分野

高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、弁膜症、心不全、心筋症、動脈瘤、血管炎、ペースメーカー、閉塞性動脈硬化症、肺高血圧症、肺塞栓症、成人先天性心疾患、大動脈解離

関連リンク

スタッフ紹介(2016年1月現在)

役職 氏名 専門分野 学会認定
教授 
(科長)
赤阪 隆史 虚血性心疾患
心臓弁膜症
循環器学会専門医
超音波指導医
日本心血管インターベンション学会指導医
教授
(教育開発センター)
羽野 卓三 高血圧 
虚血性心疾患
循環器学会専門医
高血圧学会専門医・指導医
脈管学会専門医
非常勤講師 津田 和志 心筋症 
高血圧
総合内科専門医
循環器会学会専門医
高血圧学会専門医
准教授 穂積 健之 心臓超音波
弁膜疾患
循環器専門医
総合内科専門医
超音波専門医
准教授
(外来医長)
久保 隆史 虚血性心疾患 
血管疾患
循環器学会専門医
准教授 田中 篤 虚血性心疾患  循環器学会専門医
講師 竹本 和司 心臓超音波 日本超音波医学会超音波検査士
講師 猪野 靖 虚血性心疾患
血管疾患
循環器学会専門医
講師
(病棟医長)
松尾 好記 虚血性心疾患
弁膜疾患
循環器学会専門医
総合内科専門医
助教 山口 智由 虚血性心疾患 
心不全
循環器学会専門医
助教 山野 貴司 虚血性心疾患 
心不全
循環器学会専門医
助教 亀山 剛義 虚血性心疾患
心臓超音波
循環器学会専門医
助教 黒井 章央 不整脈 循環器学会専門医
助教 折居 誠 MRI、冠動脈CT
心臓超音波
 
助教 大河内 啓史 虚血性心疾患 循環器学会専門医

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研究

当科は臨床教室(講座)であるという基本的な方針に従い、研究面においても、臨床に直結し、患者さんへ大きく還元できるような研究を行うことを目標にしています。現在、冠動脈疾患に対しては、圧ワイヤーやドップラーワイヤーを用いた冠動脈循環動態の検討、光干渉断層法(OCT)やvirtual histologyなどの新しい手法を用いた冠動脈病変の検討をカテーテルグループが担当。3Dエコーやティッシュードップラー法、ストレイン法などの先進技術を用いた心エコーによる各疾患の検討をエコーグループが担当しています。また、近年発展が目覚ましいCTや心臓血管MRI検査も積極的に診療や研究に取り入れています。当科の特色はそれぞれの医局員がひとつのグループ(研究)に属するのではなく、柔軟にすべての分野において共通した知識・経験を共有できるように工夫しています。

教育

初期研修:研修医に対する教育は、まず全人的な医師としての教育、内科疾患全体における基本的な教育に重点をおいている。循環器分野を担当している当科としては、まず何科の医師を目指すに際しても最低限必要な聴診・触診方法をはじめ、スクリーニングの心電図から異常心電図を確実に見分けるなど、基本的なスキルから計画的に指導を行っています。当科は平均5~6人の研修医が常時研修を行っており、指導医(10~15年目)が総合的な指導を、病棟を中心に業務を行っている院内助教(卒後3~8年目)が具体的な指導を行い、グループで個々の症例に対する治療計画をたて、実践することにより経験を積むようにしています。