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診療科・中央部門のご案内

病理診断科

診療内容

病理診断科は、2015年1月から和歌山県立医科大学附属病院に新設された新しい診療科です。診療は、和歌山県立医科大学の人体病理学講座のスタッフが担当しています。

患者様に対して、適切な治療を行うためには、まず、病名を正しく診断することが重要です。病理診断科が行っている病理診断は、患者様の病名を診断する際に最終診断として大きな役割を果たします。病理診断では、患者様の体より採取された病変の細胞や組織あるいは臓器を、肉眼的、顕微鏡的あるいは分子的解析法を用いて診断します。

特に癌の診断には病理診断は必須です。この様な病理診断は、医師免許が必要な"医行為"で、病理診断を専門とする医師が病理医です。病理医は直接、患者様を診察することはありませんが、病理診断を通して臨床医に適切なアドバイスをすることから、欧米諸国では、医者のコンサルタントdoctor of doctors(doctor’s doctor)と呼ばれています。

病理診断には以下のようなものがあります。

  • 細胞診断
    体内から剥離した細胞や綿棒や注射器などで採取された病変の細胞を用いて、主に病変にがん細胞が含まれていないかの診断を行います。
  • 組織診断
    生検検体や手術で摘出された臓器に対して、病気の性質(炎症性疾患、がんを含めた腫瘍性疾患、循環障害性疾患、退行性疾患などの判別)や病変の拡がりについて診断を行います。
  • 手術中の迅速診断
    手術の最中に上記の細胞診断や組織診断を行い、適切な手術が行えるように外科医をサポートします。特にがん細胞の有無や取り残しがないかの検索は重要です。
  • 病理解剖
    不幸にして病気によりお亡くなりになった患者様にたいして行われる病理医による解剖のことを病理解剖あるいは剖検と言います。今後の医療の発展に生かされることから、”死から生を学ぶ”といわれ、その解析は、重要な病理診断の1つです。

病理診断は、主治医に報告され、病気の診断や治療に直接反映します。病院に病理医がいることは、より良質の医療を提供することにつながります。

専門分野

病理診断科では、附属病院の全ての診療科から提出される細胞や組織あるいは臓器の病理診断を行っています。市中病院の病理診断のセカンドオピニオンについても行っています。

関連リンク

スタッフ紹介(2015年3月現在)

役職 氏名 学会認定
教授(科長) 村田 晋一 日本病理学会病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
講師(副科長) 小島 史好 日本病理学会病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
助教 藤本 正数 日本病理学会病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
助教 割栢 健史  
助教 佐藤 冬樹 分子病理学講座所属
非常勤医師 赤松 裕子 日本病理学会病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
非常勤医師 児玉 理恵子 日本病理学会病理専門医
非常勤医師 原 重雄 神戸大学医学部病理診断科・講師
日本病理学会病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
研究生 岩橋 吉史 公立那賀病院・病理診断科・科長