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病院のご案内

病院長挨拶

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高度先進医療を和歌山県民に

和歌山県立医科大学附属病院は、質の高い医学研究を基にした高度先進医療を推進し、医学教育・研修を実施する能力を備えた大学附属病院(特定機能病院)です。特定機能病院は全国で84病院が承認されており、もちろん県内では医大病院が唯一の特定機能病院です。さらに、高度先進医療を通じて県民の医療に責任を持つ県立病院としての機能を兼ね備えています。

医大病院は、一般病床760床と精神科病床40床を合わせた800床から成り、27診療科と22中央診療部を擁しています。高度で先進的な医療を提供し、あらゆる分野の疾患に対して総合的な診療ができる特定機能病院として承認されている以外にも、都道府県がん診療連携拠点病院、県災害拠点病院、高度救命救急センター、総合周産期母子医療センター、エイズ治療拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院など多くの指定を公的機関から受けています。同時に、医学部学生および保健看護学部学生の卒前・卒後教育のための教育機関であり、すぐれた医師・保健看護師を育成するために日夜医学研究を行う研究機関です。また、日本医療機能評価機構が認定する「病院機能評価」をVer.6に更新し、質が高く安全な医療を提供し、患者さんからさらに信頼される病院運営に努めています。

当院では、平成24年から手術支援ロボット『ダヴィンチ』を導入し、前立腺がんや直腸がんの低侵襲手術に用いることで、患者さんに優しい治療を実践しています。また、平成25年からは強度変調型放射線治療として『トモセラピー』を導入し、主に頭頸部がんの治療に使用し、治療成績を上げているところです。さらに、平成26年4月に附属病院東棟がオープンし、中央手術部は高度で先進的ながん診療の充実強化が図られ、7室増室されて12室から19室になりました。東棟手術室では、心血管疾患に対して新たに血管内治療と外科的治療を組み合わせた治療が可能な「ハイブリッド手術室」や複雑な脊柱変形等の治療に対して日本ではまだ限られた施設にしか導入されていない最先端の術中モバイルCTとコンピューターナビゲーションシステムを備えた手術室などがあり、より安全で正確な手術が可能となりました。また、内視鏡検査、治療室も5室から9室に増室され、新たな医療技術の開発によって内視鏡手術や診断のさらなる充実を目指します。

そして、県内の医師不足対策として平成20年度以降、地域医療枠と県民医療枠の医学部定員を増員しており、これらの学生の卒後9年間の教育キャリア形成支援を行うため、地域医療支援センターを新たに設置し、遠隔外来や遠隔救急支援、講義聴講などが可能なテレビ会議システムを導入しました。遠隔外来とは、県内の地域病院13施設と和歌山医大を繋ぎ、大学附属病院に来院するのが難しい患者さんに対して、地域の病院にいながら大学に在籍する専門医の診断を受けることが出来る画期的なシステムです。さらに、臨床研究センターを充実させ医学研究を支援することで、質の高い研究成果にしたがった先進医療を提供しています。

以上のように、当院では大学附属病院として最先端機能の充実を図っており、県民の皆様の期待に応えられるよう、今後もより一層努めてまいります。

平成29年4月1日
山上 裕機