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病院長挨拶
2010年4月に附属病院長に就任しましたが、再任されてもう2年間務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
昨年は、東日本大震災や福島放射能被害など日本中を揺るがす大災害や、県内でも台風12号被害に見舞われました。これまで、病院をあげて迅速かつ効果的な支援をすることができたと考えていますが、復興まで相当な時間がかかることは明らかで、今後もできる限りの支援をしていく所存です。
当院は、1954年に和歌山県立医科大学の附属病院として開設され、2006年4月からは独立行政法人となりましたが、使命は一貫して変わらず、大学附属病院としての高度な医療の提供と、県立病院として地域の保健医療の向上への貢献です。
県内唯一の特定機能病院であるばかりでなく、県がん診療連携拠点病院、県災害拠点病院、高度救命救急センター、周産期総合医療センター、エイズ治療拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院などにも指定されています。
さて、この2年間、取り組んできた内容について紹介します。
- 懸案であった7対1看護体制基準を2011年6月に取得しました。
これにより、看護師1人当たりの受け持ち患者数が減少し、より手厚い看護が可能になりました。 - 国の地域医療再生基金の援助を得て、救急医療のさらなる充実を行いました。
オーバーナイトベッドを12床新設し、救急外来受診後の安全性を高めました。
GCUを増床し、新生児の集中管理に余裕ができました。 - 一部の成人患者と混合病棟であった小児病棟を単独病棟としました。
- 予約センターを直営化し、電話回線を増設して外来予約を円滑にし、2Fに予約センター窓口や臨時的な診断書窓口を設置し患者さんの利便性を図りました。その結果、外来予約が取りにくいという苦情がかなり少なくなりました。
- 中央検査部の採血箇所を増設し、採血の待ち時間を大幅に短縮しました。診察までの待ち時間短縮にもつながりました。
- その他、神経精神科病棟個室の改修や中央内視鏡部外来待合にテレビを設置するなど患者サービスの向上に努めました。
今後取り組んでいくべき課題も山積みです。
具体的には、手術室の増床や中央内視鏡センターの機能充実のための新棟建設があります。
今年から、県医師会や病院協会と連携登録医制度を始めましたが、円滑な病診連携を築くように致します。また、当院は現在、病院機能評価Ver5.0を取得していますが、更新時期に当たりますので、今年度中にVer6.0を受審する予定です。
今後も、外来受診や入院待ち、手術待ち期間の短縮、新しい診療科の創設など、少しでも理想の医療に近づくよう職員一同努力してまいりますので、皆様方のご支援とご協力をお願いいたします。






