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周産期医療支援学講座

和歌山県でのお産を希望されている方へ

 和歌山医療圏・有田医療圏では、お産を取り扱う施設が減少しています。
 和歌山県立医科大学附属病院総合周産期母子医療センター(以下、総合周産期センターといいます)は重症の妊婦さんや胎児および新生児の集中的な管理を行う施設として和歌山県に認可されており、和歌山県全域から重症の母体搬送(診療所や病院からの緊急紹介)を受け入れています。
 周産期医療支援学講座では、和歌山医療圏・有田医療圏で周産期医療ネットワーク協議会を設置し、当院がこのような母体搬送をスムーズに受け入れるための方策を検討いたしました。
 その結果、総合周産期センターが重症な母体搬送をスムーズに受け入れるために、和歌山県外にお住まいで里帰り分娩を希望されている方のうち、正常に経過している妊婦さんの分娩を総合周産期センター以外で受け入れて頂くことを平成20年より行っております。
 県外から里帰り分娩を希望される方については周産期情報センターで、状況をお聞きし、医療圏内の他の分娩取扱施設を案内させて頂いております。
 総合周産期センターの特殊性を鑑み、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和 4年 7月


周産期医療支援学講座とは

主な業務

ドクターヘリ

 周産期医療支援学講座は、和歌山医療圏と有田医療圏を構成する7市町村(和歌山市、海南市、紀美野町、有田市、湯浅町、広川町、有田川町)からの受託を受けて、近年の分娩取扱い施設の減少や産婦人科医師及び助産師の確保が困難化している状況下における安心・安全な周産期医療体制の充実と確保と、将来に向けての周産期医療の確保体制の構築に取り組んでいます。
平成19年度より周産期医療ネットワーク協議会を立ち上げ、協議と医療連携を行っています。
また、平成20年3月17日より、和歌山県立医科大学内に『和歌山周産期情報センター』を開設しました。


活動内容

  • 協議会の開催、医療連携の構築
  • 相談業務
    『和歌山周産期情報センター』では、和歌山医療圏および、有田医療圏内で分娩のできる医療施設を探している県内外の妊婦さんに、産科医療施設の場所や予約空き状況などの情報を提供しています。
  • 広報活動
    平成21年12月には広報用ホームページ『わかやまお産ネットワーク』を開設しました。
  • 医療者向けの周産期セミナーを開催し、トピックスの共有や周産期医療の様々な課題の検討を行っています。
  • 調査・研究活動など
市民公開講座


問い合わせ・相談受付

周産期医療支援学講座 〒641-8509 和歌山市紀三井寺811番地1
公立大学法人 和歌山県立医科大学 研究棟 6階
TEL・FAX(直通) 073-441-0819
TEL(代表)073-447-2300 (内線)5105 和歌山周産期情報センター
TEL(直通)073-441-0823 (平日 午前9時~午後4時)



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