HOME › 診療案内・外来 › 産科

産 科 

産科 妊娠された方は定期的な妊婦健診が必要です。妊娠の時期によって、検査するべき項目が決まっていて、妊娠中、お母さんと赤ちゃんに問題がないか、診ていきます。産婦人科医の診察だけではなく、妊娠中に行われる助産師からの指導も重要です。当科では、主として月・火・水・金曜日の2診で妊婦健診外来を行っています。
和歌山県立医科大学は和歌山県内で唯一の総合周産期母子医療センターとして、産科診療、新生児診療に携わっています。和歌山県内では時にはドクターヘリを使い、重症な妊婦の方の母体搬送も行っております。また、和歌山県内にお住まいの正常妊婦の方も安心して出産いただけます。地域の産婦人科閉院によるお産難民をつくらないように、周産期医療支援学講座を立ち上げ、里帰り出産を考えておられる方のサポートもしています(周産期医療支援学講座)。
産婦人科の病床(ベッド数)は限られていますが、すべての方が安心して周産期を過ごしてもらえるように、病院全体で協力しています。このため、状況によって、重症な患者さんの受け入れのため、体調の良い褥婦さん(分娩が終わった方)から優先的に産科病棟から他病棟へ移っていただくようにお願いする場合があります。何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

無痛分娩
当科では当院麻酔科と連携し、無痛分娩をとりあつかっています。無痛分娩を希望される方には妊婦健診にてその希望をお伝えいただき、事前に麻酔科外来の予約を取らせていただきます。... → 詳細へ
胎児発育不全(FGR)
胎児発育不全(FGR)とは、何らかの理由で子宮内での胎児の発育が遅延あるいは停止したために、在胎週数に相当した胎児の発育が見られない状態をいいます。... → 詳細へ
早 産
早産とは正期産(妊娠37週0日~妊娠41週6日まで)以前の出生をいいます。日本では妊娠22週0日~妊娠36週6日までの出産を早産と呼びます。妊娠22週未満の出産は流産といい、早産とは区別されます。... → 詳細へ
多胎妊娠
多胎妊娠とは2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠することをいいます。双胎妊娠(ふたご)には一卵性双胎と二卵性双胎とがあります。... → 詳細へ
妊娠高血圧症候群(HDP)
以前は高血圧、蛋白尿、浮腫(むくみ)により規定される妊娠中毒症と呼ばれていましたが、2005年より「妊娠高血圧症候群(PIH:pregnancy induced hypertension)」と名前がかわり、定義も変更されました。... → 詳細へ
分娩室
分娩室ドクターヘリ


トップへ