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 診療科・中央部門のご案内

栄養サポートチーム

部門紹介

NST(栄養サポートチーム)とは、すべての疾患治療に共通する最も基本的な医療である栄養管理を適切に行うため、医師、看護師、栄養士、薬剤師、臨床検査技師などが職域を超えて栄養障害のある患者様をサポートするチーム医療のことで、1970年代アメリカで誕生しました。
和歌山県立医科大学附属病院でも、2006年から全科型NSTとして活動しています。

図:栄養管理の必要性 栄養障害が起こると、感染症の増加等の結果を招きます。栄養管理を適切に行うことで入院期間の長期化、QOLの低下等を予防/改善する効果があります。

NSTの役割

  1. 栄養管理に問題がある症例の抽出
  2. 適切な栄養管理がなされているかをチェック
  3. もっともふさわしい栄養管理法の指導・提言
  4. 合併症の予防・早期発見・治療
  5. 退院(在宅・転院)に際しての栄養管理における計画の立案、情報提供など地域連携を図る
  6. 病院スタッフの栄養に関する知識と、意識の向上を図る

スタッフのご紹介(2023年7月現在)

チームリーダー 医師 石橋 達也(糖尿病内分泌代謝内科 講師)
コアスタッフ 医師 古田 浩人(病態栄養治療部 准教授)
三谷 泰之(消化器外科 講師)
中西 陽子(脳神経外科 助教)
村井 昂太(リハビリテーション科 助教)
歯科医師 田坂 ゆかり(歯科口腔外科 助教)
看護師 根田 亜紀
波元 裕也
瀧上 智珠子
薬剤師 西岡 英城
神谷 祐果
竹内 あい
臨床検査技師 磯貝 好美
阪田 菜穂
堀井 結女
言語聴覚士 前島 ちか
管理栄養士 望月 龍馬
田中 明紀子
東 佑美
阿部 諒
大山 真穂
前西 佐映
青木 和
撫養 柚希
病棟協力者 看護師 19名

チームリーダーをはじめ、コアスタッフが中心となりラウンドやカンファレンスを行っています。また、各病棟には病棟協力者を配置し、早期の栄養介入や素早い対応をしています。

業務内容

依頼があった入院患者さんの栄養状態を評価(アセスメント)し、最もふさわしい栄養ケアプランを主治医にアドバイスしています。

具体的なプラン

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  • 投与ルートの選択
  • 静脈栄養メニュー
  • 経腸栄養メニュー
  • 静脈栄養、経腸栄養における投与法や管理法
  • 食種、栄養補助食品の選択

院内勉強会の開催

病院スタッフの栄養に関する知識や意識の向上のため毎月NST勉強会を開催し、啓発活動に努めています。

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令和4年度開催 (e-ラーニングで実施、第154回のみ対面開催)
第154回 オリエンテーション 病態栄養治療部 大山真穂
第155回 当院採用の経腸栄養剤について 病態栄養治療部 小畑摩由子
第156回 がん化学療法による食事摂取への影響と副作用対策 薬剤部 神谷祐果
第157回 栄養評価と検査値 中央検査部 阪田菜穂
第158回 慢性腎臓病患者の栄養・輸液管理 腎臓内科 教授 荒木信一
第159回 当院における褥瘡の傾向と対策について 看護部 副看護師長 関 晃平
第160回 口腔ケアについて 歯科口腔外科 助教 田坂 ゆかり
第161回 摂食嚥下機能について リハビリテーション部 副主査 前島 ちか

実績

新規NST患者件数の推移

グラフ:新規NST患者件数の推移 平成24年度は80件以下だったが徐々に増加し、令和3年度には160件を超えた。

依頼内容(令和4年度)

グラフ:令和4年度の依頼内容 栄養メニューの検討依頼が突出して最も多く、60件を超える。

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