先輩ナースの声
当院で働く看護師の声を紹介します。
神藤 麻未(2020年度入職)
入職時より神経精神科で働いています。学生時代の看護実習で神経精神科の興味を持ちました。
患者さんの話を傾聴しながら不安に寄り添い、個別性のある看護を実践できるように心がけています。また、家族も不安を抱えているため家族へのアプローチもおこない、患者さんだけでなく家族への介入もできるように日々看護をおこなっています。
院内研修など看護技術の取得ができるような教育体制も整っており、先輩看護師からの丁寧な指導やアドバイスもあり、看護技術のスキルアップにつながっています。
先輩後輩関係なく意見を出し合え、患者さんのためによりよい看護は何かを考えられる環境であり、職場の雰囲気が良く、とても働きやすいです。しんどいこともありますが、患者さんの病状が良くなり退院する姿をみられるのが嬉しく、やりがいを感じられます。
井上ゆな 田中里奈 (2022年度入職)
「その人らしさを尊重し、持てる力を最大限に引き出す看護がしたい」という思いを胸に、消化器外科病棟で勤務しています。
入職したばかりの頃は、憧れの看護師になれたことに対する喜びと期待に胸を躍らせていました。一方で、分からないことや初めてのことばかりで不安や緊張する日々が続き、毎日が精一杯でした。疾患や検査、治療など自己学習で得た知識と患者さんとの関わりから得られる情報、看護体験を関連づけて、先輩看護師と振り返りを行いながら学びを深めていきました。
術前から術後まで、患者さんが抱える不安や思いに寄り添い、希望や目標を叶えられるよう日々心がけています。人の命を預かる責任と緊張感のある日々を送っていますが、困難な状況から回復し、退院される方の笑顔や「ありがとう」の言葉にやりがいを感じ、患者さん一人ひとりの生きる力を近くで実感することができるのは看護の最大の魅力だと感じています。
4月から新人看護師が入職しました。思い描く看護師像と現実の自分とのギャップに戸惑い、悩むことも多いと思います。私たちもたくさん悩むこともありましたが、先輩看護師の丁寧な指導や優しい声かけにたくさん救われ、少しずつ成長していくことができました。次は私たちが後輩をサポートする番です。先輩から教わった大切なことを後輩に繋いでいき、看護の楽しさを伝えていきたいです。
吉澤 太智(2017年度入職)
看護師経験6年目になります。現在は整形外科病棟で勤務しています。
昨年度はチューターとして新人看護師の支援を行いました。新人看護師との関わりでは、業務中だけでなく業務外でも積極的にコミュニケーションをとり、先輩後輩関係なく、相談や意見を伝え合うことができる関係性を構築することを大切にしています。新人看護師の頃は先輩に対して自分の意見を伝えにくいと感じてしまう事もあります。そのため、チューターとして新人看護師の気持ちを代弁し、新人看護師にとって働きやすい職場環境となるように、チューター以外のスタッフにも協力を要請し、部署全体で新人教育に取り組みました。
また、新人看護師への支援を行ったことで、自身の看護技術や患者さんとの関わりについて振り返る機会となり、チューター役割を通して病棟全体に働きかける力や個々に合った関わりについて考えるなど、看護師としての自身の成長にも繋がりました。
大森 めぐみ(2006年度入職)
2006年に入職し、今まで3人のこどもの産休と育休に加え、育児のための短時間勤務制度を活用し、18年目を迎えました。育休から復帰したばかりの頃は、こどもの体調不良で休んだり、早退することが多く、そのたびに家庭と仕事のバランスで悩みましたが、周囲の人々に支えられて今まで働き続けることができました。
約10年、短時間制度を活用しながら働いていましたが、自分のペースで研修に参加したり、日々の業務のなかでスキルアップができる環境はこの病院の特徴だと思います。現在はHCUとERで勤務していますが、感染委員の活動に取り組んだり、様々な救急患者への対応を日々学んでいます。
2022年4月にフルタイム勤務となりました。数年ぶりの夜勤は不安がいっぱいでしたが、周りのスタッフに支えられて1年が経過しました。
これからは、子育てをしながら働くスタッフを支えていけるよう頑張りたいです。