薬学部生の1日
印象に残っている授業
1年後期から2年前期にかけて行った「生命科学」という授業が印象に残っています。4期生からは「生化学」と「分子生物学」の2つに名前が変わりましたが、この授業では細胞で行われる反応や細胞小器官の働き、タンパク質の性質などを学ぶことができます。高校生物の発展の内容が多く、高校の授業では覚えるだけだった現象を原理や構造から学ぶことができました。生命反応の働きを深く理解することができ、とても興味深かったです。また、2年から始まった薬学部らしさのある授業も印象に残っています。1年時は生物や物理、化学について学ぶ授業が多いですが、2年からは生薬についての授業や薬の作用機序を学ぶ授業など、薬について学ぶ授業が多く入ってきます。自分が知っている薬や服用している薬の原理を知ることができた時はとても面白いです。薬が身体の中でどのように作用するのかについて詳しく学びたい人はぜひ薬学部を目指してみて下さい。
志望動機
僕は小さい頃からアレルギー体質でよく病院に通っていました。お医者さんや看護師さんに優しく接して頂いた経験から、将来は医療に携わる仕事に就きたいと考えるようになりました。また、高校の頃は生物や化学が得意であったため、これらの分野を深く学ぶことができる薬学部を目指すようになりました。僕は滋賀県出身なのですが、地元と同じ関西圏であることや、大学ができたばかりのため綺麗で充実した設備があることから、和医大の薬学部を志望することに決めました。
和医大薬学部の魅力
和医大薬学部では1年次からグループワークの授業が多いため友達が作りやすいです。1学年の人数が他大学に比べて少なく、ほとんどが学年全員で受ける授業のため、仲のいい人と共に授業を受けることができます。このように横のつながりができやすい所が魅力だと思います。また、人数が少ないため先生方との距離が近く、授業でわからないことがあると気軽にメールで質問したり直接伺ったりできる所も魅力だと思います。
和医大薬学部の魅力
和医大薬学部は新設の学部であり、校舎がとても綺麗です。ラーニングコモンズや図書館の自習スペースなど、学習環境が充実しているだけでなく、ラウンジなどの休憩スペースも整っています。また、大学はJR和歌山駅と南海電鉄和歌山市駅の両方からアクセスが良く、徒歩圏内にはおしゃれな飲食店も多くあり、快適に大学生活を送ることができます。さらに、講義を担当される先生方は皆さん優しく熱心で、質問にも丁寧に対応してもらえるため、楽しく学ぶことができます。
課外活動について
私は、1回生の時に和医大手芸サークル「chouchou」を立ち上げました。最初は5人ほどの小さなサークルでしたが、自由参加でゆるやかな雰囲気のもと、現在では約40名が在籍するサークルになりました。主な活動内容は、毎年開催される「紀葉祭」への出店や、外部講師を招いた制作会などがあります。サークルの立ち上げ時には様々な苦労もありましたが、活動を通じて出会えた同期や後輩のサポートのおかげで、楽しく交流しながら活動しています。
1人暮らしについて
私は、2年生までは自宅から通学していましたが、3年生になると同時に和歌山で一人暮らしを始めました。一人暮らしのメリットとして、通学時間を削減できることが大きいと思っています。浮いた時間を部活動やアルバイト等に充て、より充実した学生生活を送れるようになりました。また、同じく一人暮らしをしている友人を自宅に招いて一緒に勉強したり、食事会を開いたりすることができるのも魅力の一つです。実家暮らしではなかなかできない貴重な経験ができる点も、一人暮らしならではの楽しさだと感じています。
研究室について どんな研究をしているのか、活動や雰囲気について
私が所属する社会・薬局薬学研究室では社会の健康向上に対して薬剤師がどのように貢献できるかをテーマに、研究と活動を行っています。研究室では、教授と面談をして研究計画を立て、毎週1回のゼミで進捗状況を報告しながら各学生自身が計画を立てて研究を進めています。また、自身の研究テーマに取り組むだけでなく、薬剤師会が主催するヘルスプロモーションに参加することもあり、楽しく活動しています。