保健看護学部生の1日
志望動機
生まれ育った和歌山県の人たちに恩返しをしたいという思いから、他府県の大学ではなく、和歌山の地域の特性や地域医療について勉強できる本学を志望しました。
余暇の過ごし方
美味しいものを食べることが好きなので、週末は和歌山のカフェ巡りをしています。長期の休みには、フィリピン留学に挑戦し、自分の興味や関心があることに取り組むことができました。放課後は、アルバイトに励み、毎日忙しくも充実した生活を送っています。
臨地実習について
病院や地域の臨地実習は3 年生の9 月末から4 年生の7 月まで約1年間あります。この期間に、母性、小児、老年、精神、成人、在宅、公衆衛生など看護領域ごとに1グループ6~8名程度に分かれて実習を行います。チームメンバーで協力して実習を乗り越えていく中で、協調性や人間関係について考える機会になります。
実習期間中にはインターバルがあり、休息の機会や事前課題に取り組む時間にあてることができます。慣れない生活で緊張する場面も多く、毎日の実習記録は大変だと感じることもあります。しかし、受持ち患者さんと出会い、教員や指導者さんから助言をいただくなかで、多くの学びや気づきを得ることができます。また、患者さんから「ありがとう」などの言葉をかけていただいた時には、やりがいや達成感を感じます。実習を通して、自身の看護観を築くとともに、倫理観や自己と向き合う機会を得ることができます。不安や緊張を感じる場面も多いですが、仲間や先生達と協力し、助け合いながら、乗り越えていくことができます。
保健看護学部の魅力
本学は担任制を採用しており、進路や学校生活の悩みについて親身に相談に乗ってもらえる環境が整っています。そのため、安心して充実した大学生活を送ることができます。また、1 学年80 人程度と少人数制でクラス全員の顔と名前が分かるほどの親しみやすい関係性が築けます。学生同士の交流も盛んで和気あいあいと楽しい学校生活を送ることが本学の大きな魅力です。
ゼミについて
卒業に向けたゼミ活動は、3 年生後期から始まります。大学には専門的な知識をもつ多くの先生が在籍しており、学生は興味・関心のある研究を行っている先生のもとで、2~4名のグループで研究を実施し、成果を発表します。初めての研究活動では、難しく感じることもありますが、先生が親身になってサポートしてくれるため、安心して取り組むことができます。グループで協力して研究を完成させていく中で、チームワークの大切さや信頼関係を深めることができます。