■ 痙 縮
脳卒中でよくみられる運動(機能)障害の一つに痙縮という症状があります。痙縮とは筋肉が緊張しすぎて、手足が勝手につっぱったり曲がってしまったりしてしまう状態のことです。痙縮では、手指が握ったままとなり開こうとしても開きにくい、肘が曲がる、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどの症状がみられます。それにより、着替えなどの運動がしづらい、歩くと痛い、眠れないなどの日常的に支障が出て、生活の質の低下に繋がります。
■ 痙縮の治療法
内服薬の治療では、緊張している筋肉をゆるめる作用の薬を服用します。
それに加え下記の治療も行っております。
治療を組み合せることで固まってきた筋肉が柔らかくなり、痛みが軽減し、着替えなどの動作がしやすくなることが期待できます。