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鑑別診断について

認知症疾患医療センターでは、認知症の鑑別診断を行っております。
認知症の鑑別診断では、認知症の有無、原因疾患、重症度などを見極めるための診察を行います。また、鑑別診断を終えるまでに、診察と検査のために2~3回来院していただく必要があります。

  • 診察は完全予約制(要電話予約)となっております
  • 初診時にはかかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)と半年以内に撮影された頭部CTやMRIの画像データ(あれば)をお持ちください。
1.受診相談・診察予約2.診察 3.検査4.鑑別診断 5.関係機関との調整

1. 受診相談・診察予約

どのようなことでお困りでしょうか?

  • 精神保健福祉士や保健師が相談をお受けいたします。
  • 診察を希望される方や、受診が必要な方の診察予約をお取りします。
    お電話でご本人の様子などを簡単に聞き取りさせていただきます。
  • 予約をお取りする際には、かかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)が必要となります。
    • ご本人・ご家族様:かかりつけの先生より診療科の指定がある場合がございますので、紹介状をお手元にお持ちの上でご連絡ください。
    • かかりつけ医療機関様:ご本人様の病状を事前に把握できればと思いますので、可能な限り、事前にFAX(073-441-0805)をお願いします。
  • 事前に電話でご本人の様子など聞き取りさせていただきます。

2. 事前面接

  • 当日は、予約連絡の際に案内した診療科の受付に直接お越しください。
    (病状によっては受付前にCT検査や採血検査がある場合がございます。その場合、予約連絡の際に案内いたします。)
  • 事前面接では、相談員よりご本人の生活の様子を詳しくお聞きします。
  • 一緒に生活されている方や状況を把握されている方の同行をお願いします。

3. 検査

ご本人に対して、診断に必要な各種検査を行います。

(臨床心理士による認知機能検査、補助検査として、CTやMRI等の画像検査、血液検査、脳波検査 など)

4. 診察

事前面接と各種検査の結果が揃いましたら、専門医による診察を行います。

鑑別診断は脳神経外科、脳神経内科、神経精神科の専門医が担当しています。

  • 専門医より、診断結果や今後の治療について説明いたします。
  • 精神保健福祉士や保健師より今後の生活についての相談をさせていただきます。

診断結果により、お薬の服用や介護保険の申請を勧めさせていただくことがあります。

5. 関係機関との調整

鑑別診断後の日常の診療は、かかりつけ医が担当することが基本となります。
紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方については、紹介もと医療機関へ診断結果をお伝えし、引き続きサポートしていただきます。

介護サービスの必要な方については、地域包括支援センターを紹介させていただきます。また、ご希望に合わせて必要な情報をお伝えします。

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