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■教室紹介 パンフレット
Derma DreamはHPからダウンロードしていただけます

 スタッフ(2009年6月時点での、直接診療行為に関わる医師のみを掲載しています) 古川福実教授,山本有紀准教授,金沢伸雄講師、吉益隆臨床講師、貴志知生助教、中村智之助教、上中智香子助教、米井 希助教、池田高治助教、岡本勝行助教、西出武司博士研究員、三木田直哉博士研究員、木村文子大学院生、西山瑞穂大学院生、石黒真理子大学院生、下松達哉学内助教、土井直孝学内助教、中瀬幸穂研究生。

■寄附講座
2008年1月 統合的美容皮膚探索講座
2008年9月 免疫制御学講座 (中外製薬寄附)

■特 色
 ●アトピー性皮膚炎
 日本皮膚科学会治療ガイドラインの作成に関与し、教育入院を行っている。新薬の臨床治験の施設に選ばれることも多く、新たな治療方法を先駆的に行っている。例年、2月にアレルギー週間の一環として、県内二カ所でアトピー性皮膚炎などの市民向け啓発事業を行っている。
 ●膠原病・血管炎
 研究テーマとしてループスエリテマトーデスの皮疹発症機序や光線過敏との関連を検討している。2008年5月には京都で2nd International Conference on Cutaneous Lupus Erythematosusを開催した。また同年11月には大阪で第38回日本皮膚アレルギー接触皮膚炎学会を主催した。最近では、自己炎症性疾患の研究も行っている。血管炎については、厚生労働省のメンバーとして結節性多発動脈炎の診断治療に関与し、皮膚型結節性多発動脈炎診断基準をまとめた。整形外科、内科と共同で、チーム医療としての、リウマチ膠原病外来(金曜日)を設立し、池田が担当している。
 ●皮膚外科・腫瘍
 悪性黒色腫などの皮膚癌に対して、センチネルリンパ節生検を含めた先駆的統合医療に取り組んでいる。ケミカルピーリングを応用した非観血的治療方法を確立している。山本(水曜日午前)、貴志、岡本が担当している。例年、11月に皮膚癌無料相談を市民向けに行い、皮膚癌死亡ゼロの県を目指している。
 ●ケミカルピーリング
日本皮膚科学会の治療ガイドラインを作成した。また、ざ瘡の日本皮膚科学会の治療ガイドライン作成にも関与している。美容面では、シミやしわへの治療方法の工夫を行っている(木曜日午後)。本邦の国公立大学医学部では初の専門外来を2001年に発足させ、順調に診療が行われ、全国的に注目されている。
 ●美容皮膚科
 最新機種を含めた5種類のレーザーを用いてシミやしわの治療をケミカルピーリングと統合的に行っている(木曜日午後)。新しい理論に基づいた外用クリームをシミやしわに応用し高い評価を得ている。山本、上中、米井、豊沢、木村が担当している。
 ●レーザー外来
 扁平母斑などの色素沈着性疾患,血管腫などの血管系良性腫瘍にレーザー治療を行っており,良い治療成績を得ている。貴志が担当している(月曜日午後)。
 遺伝子診断:若年性サルコイドーシスなどの遺伝学的な解析をおこなった。さらに、ハンセン病やアトピー性皮膚炎についても研究を開始している。金澤が担当している。
 ●乾癬
 乾癬外来を設けて、西出武司臨床博士研究員が担当し、免疫抑制剤の適正使用方法の検討を行っている(火曜日午後)。
 ●脱毛症外来
 金曜日の午後、吉益臨床講師が担当している。
 ●光線外来
 水曜日の午後、三木田博士研究員が担当している。

■症例数・治療・成績
 本院は、泉南および和歌山県全域の中枢病院として、熱傷などの救急患者をはじめ皮膚科すべての領域をカバーしている。  1日の外来患者数は約80人で,月曜日から金曜日までの毎日3-4診制で診療を行っている。また常時15名前後の入院患者を治療しているが大半は皮膚癌患者である。  外来では光線テスト、貼付テスト、免疫病理学的検索は常に実施しており,病態の原因検索に努めるようにしている。上記、特色を参照のこと。  形成外科手術が必要な患者については、住友病院から応援医師の協力のもとに行っている。なお、刺青の治療は行っていない。

■医療設備
 レーザー(ルビー、gentle YAGなど)5台、炭酸ガスレーザー1台、ロボスキンアナライザー 1台、紫外線照射装置3台(UVA1,UVA,UVB),赤外線照射器,VTRAC(Vトラック),薬浴ユニット,イオントフォレーシス,クライオサージ,スーパーライザーなど、

■外来診療
 月〜金の午前及び月、火、木、金の午後の専門外来。詳細はHPで確認をしてください。いずれも紹介状があるのが望ましく、予約制となっている。主治医あるいは外来(腫瘍、レーザーなど)を考慮して、紹介していただくように依頼している。単に皮膚科外来あるいは主治医のするのではなく、指名あるいは専門外来指名が望ましい。逆紹介も積極的に行う予定である。また、原則、院外処方である。

ケミカルピーリング治療について
ケミカルピーリング治療の為の診察は水曜日か金曜日の2日のみです。

皮膚がん患者の紹介についてのお願い(上記HPから)
和歌山医大への紹介患者の予約システム上、紹介状を持参していれば、患者さんは、どこの診察枠でも予約がとれるようになっております。時には手術を担当しない医師に、手術目的の紹介状を持参した患者さんの予約が入り、手術担当者との手術説明のくい違いによりトラブルが生じることがあります。ご迷惑をおかけいたしますが、手術が必要であると考えられる患者さんに対しては、月曜日の岡本(病棟医長)と中村、火曜日の貴志、水曜日の山本、木曜日の中村 宛に紹介状を書いていただき、患者さんに上記医師の診察予約を取ってもらうようにお願いしたいと存じます。(電話予約センター 073-441-0489 8:30〜16:00)。
ご多忙の中、ご面倒なお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

略 歴

私はなぜ現在の科を選んだか

The art of medicine
-若き心と腕に期待して

皮膚科学は難しくない

研究のススメ

濱島語録

和医大付属病院学皮膚科 紹介 2009年版

古川福実教授

皮膚科教授:古川 福実

略 歴

皮膚科(和医大70年誌より)

Derma Dream

第114回 日本皮膚科学会総会
学術大会開催にあたって

和歌山県皮膚ガン
無料相談の歴史

自己炎症症候群との出会い

私はなぜ現在の科を選んだか

The art of medicine
-若き心と腕に期待して

皮膚科学は難しくない

研究のススメ

濱島語録

山田瑞穗
浜松医大皮膚科初代教授、元副学長
随筆、左右(とにかく)なんとか過ごしてはきたを掲載しました。

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