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緩和ケアチーム

08:30 ~各自回診

各科から、緩和ケアチームに紹介された受け持ち患者(20人前後)を1人で回診する。前日からの処方薬等で、症状のコントロールができているか、新たな訴えがないか、診察・傾聴する。

10:00 ~カンファレンス

受け持ち患者の回診後、前日と比較した症状の変化、新たな訴えをプレゼンテーションする。主に、疼痛、睡眠、嘔気、排便、不安に関しての訴えが多く、患者のニーズに合わせて、処方薬の調整等、今後の方針をチームで話し合う。

11:30 ~病棟業務

カンファレンスで決定した薬剤の投与量、変更、追加等を患者の変化に合わせて細かくオーダーし、各病棟に指示を出す。緊急で行う必要があるものを優先する。

12:00 ~昼休み

研修ルームでお昼ご飯。息抜き、調べ物等を行い、午後に備える。

13:00 ~病棟業務

各患者に、カンファレンスでの方針を説明し、薬剤調整等について、自身でも納得のいくものかどうか確認する。納得してもらえたら、処方・指示を出す。午後からの患者の変化にも注意し、チームで共有する。カルテを記載する。

13:00 ~新規患者診察

病棟業務と並行し、緩和ケアチームは、特に紹介患者受け入れ時間を設けていないため、業務中はいつでも各科より新規患者が入る可能性がある。主治医より、紹介された患者とチームメンバーを引き合わせていただき、診察、患者が今困っていることを客観的に評価し、主科の方針に沿いつつ、薬剤等で症状コントロールを開始する。

18:30 ~帰宅

上記の業務が終わり次第、帰宅できる。研修医の人数や、患者の人数によって、帰宅時間は変わる。

その他

チーム医療ができる点がこの科での特長です。上級医の先生方、看護師、薬剤師等で連携し、情報を共有しながら患者を診ます。また、患者のニーズに合わせて、症状コントロールし、苦痛を取り除くという手段の1つとして、様々な薬剤調整を行うので、非常に勉強になると思います。