地域と連携した健康づくりカリキュラム

現代GP講演会

平成20年度GP講演会への参加者は132人であり、参加者の評価は好評であった。アンケート結果より、73.5%の者が「保健看護学への興味が強くなった」と回答しており、学生発表の内容については、90.1%の者が「大変役に立った」と回答していた。講演内容に関しては、「とても興味深い話をたくさん聞くことができ、さらに保健看護学への意欲が高まった」「地域の方々とのコミュニケーションのとりかたがよかったと思う」「この大学がどのように地域に密接しているかがわかり、とてもよかった」「どんな活動をしているのかが分かってよかった。いろんな発表を見て、学生と先生と地域の人々の距離が近く、とてもいい学校だと思った」「地域に密着していたのがよく分かって良かった」等の自由記述の回答を得、地域との連携について理解を深められていた。
また、本学の4年次生は発表内容の中で、「様々な実習施設・実習内容で保健看護に必要な視点を養うことができた」「自分の考えや価値観を広げ、自己の成長へとつながった」「様々なプログラムに参加することで考える力を身につけることができた」と発表し、GPカリキュラムについての評価をしていた。
今後の課題として、このような講演会を開催し、本学の取組を他大学や地域の人々、高校生等に紹介し、広く社会に公開していきたい。
現代GP講演会を本学において開催した。
詳細は下記のとおりである。

平成19年度

日 時:平成20年2月2日(土)13:30〜16:00
テーマ:保健看護を学ぶ人のために
対 象:高校生(保健看護を学ぼうと考えている者)
内 容
1.和歌山県立医科大学保健看護学部GP(good practice)の紹介
2.1年次生「早期体験実習を語る」
3.2年次生「那智勝浦町Iターン地域での健康づくりを考える」
4.3年次生「柿酢モニター検診での健康づくりを考える」
5.4年次生「保健看護管理実習で学んだこと」
6.血圧測定・心音聴取などの体験

平成20年度

日時:平成21年3月7日(土)13:30〜16:00
テーマ:地域と連携した健康づくり
対 象:実習施設関係者、看護教育機関関係者、卒業生、高校生、等
内 容
1.和歌山県立医科大学保健看護学部GPの紹介
2.1年次生「早期体験実習を語る」
3.2年次生「発達保健実習・乳児家庭訪問で学んだこと」
4.3年次生「無医地区での検診活動に参加して」
5.4年次生「GP病院実習に参加して」
6.卒業生「卒業後どのように活かされたか」
特別講演:地域と連携することの重要性 −神戸市看護大学の経験から−
講師:神戸市看護大学 高田昌代教授
Copyright© since2006 School of Health and Nursing Science, Wakayama Medical University