地域と連携した健康づくりカリキュラム

取り組みについて

概要

テーマ名:地域活性化への貢献(地元型)
取組名称:地域と連携した健康づくりカリキュラム
保健看護学部4年間を通じたカリキュラムとして、全ライフステージの地域住民を対象として行う統合教育カリキュラムで、本学部の教育改革理念と学生の学び、そして地域の要望・地域との連携に即したものである。全ライフステージの地域住民を対象としたカリキュラムは、まさに保健・医療・福祉の幅広い視点を持った総合的な健康づくりを推進できる人材育成のための保健看護教育カリキュラムである。学生には、住民との触れ合いから医療人として人間の理解を深めることや信頼関係を築くための協調性・コミュニケーション能力や多様な情報を捕らえ適切な判断する力を習得することが期待でき、同時に、教員の貴重な生涯学習の場となるのみならず、地域住民の安心感、健康増進や疾病予防、さらには、過疎地域では村おこしといった地域の活性化に繋がることが期待できる。すなわち、本取組は教育と地域のニーズ双方が合致した形のものである。

授業体制

●適正な学年進行
●協力実習施設
早期体験実習: 無医地区等
発達保健実習:
周産期 マタニティスイミング
小児期 保育所、小・中学校
成人期 企業、健康センター
老年期 漁業組合、漆器組合、高齢者施設等
家庭訪問演習: 海南市、和歌山市の家庭
地域看護実習: 保健所、保健福祉センター、訪問看護ステーション
●地域との連携
80カ所以上の実習施設,地域

評価体制

評価の内容:学生による自己評価、レポート、報告会発表
(可能な限り、実習機関の参加)

評価者:学生、担当教員、実習現地指導者の3者評価

全体会議:全学部教員に伝達し評価確認

GPワーキング委員会による検討・評価

Copyright© since2006 School of Health and Nursing Science, Wakayama Medical University