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耳鼻咽喉科学講座

教室概要

現在の耳鼻咽喉科教室は、保富宗城教授を筆頭に、講師1名、助教6名、学内助教5名、そのうち大学院生2名で構成されています。「世界的な視野で研究・診療を!紀州から世界へ発信」をモットーとして日々診療、研究にいそしんでいます。

スタッフ紹介(2017年11月現在)

教授 保富宗城
講師 グンデゥズ・メーメット
助教 杉田玄、平岡政信、榎本圭佑、玉川俊次、河野正充、中嶋宏児
学内助教 武田早織、熊代奈央子、井上由佳理、村上大地、酒谷英樹

研究概要・業績

和歌山県立医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室では、①感染症・免疫・アレルギー、②頭頸部腫瘍、③感覚器を3つの柱とし、臨床・研究・教育を進めています。この3つの柱を中心に、教室の2016年度の活動を報告いたします。

また、2016年度より和歌山耳鼻咽喉科臨床懇話会を企画しました。耳鼻咽喉科は領域が極めて広く、幅広い知識が要求されます。多くの専門分野の先生をお招きし、教室および同門の先生方の日常診療の向上に寄与できれば幸いです。

  • 臨床活動報告
  • 研究活動報告
  • 総説
  • 原著
  • 学会報告
  • 講演会

Ⅰ.感染症・炎症免疫・アレルギー:平岡政信
当教室の全国に誇る特色のある分野として、感染症があります。これまで、小児急性中耳炎診療ガイドライン、急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン、術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドラインの作成に参加してきた経験から、本領域でのオピニオンリーダー的教室として今後も取り組んでいきたいと考えます。
現在、多施設での研究会を組織するとともに、ポスト肺炎球菌ワクチン時代における小児急性中耳炎および小児急性鼻副鼻腔炎の変化に注目した臨床研究の展開を準備しています。本邦における他施設共同臨床研究の展開ができればと考えます。
また、耳鼻咽喉領域は感染症のみでなく広く微生物と抗原の侵入門戸であります。侵入抗原を微生物と捉えれば感染症となります。一方、微生物と宿主の問題と捉えれば炎症免疫論となります。当教室のこれまでの基盤であった扁桃疾患についても口腔内細菌叢からの新しい病態へのアプローチの展開を試みています。さらに、抗原を花粉と捉えれば、アレルギーとなります。舌下免疫療法も含め、これまでの感染症からアレルギーと感染症がクロスオーバーした広く免疫学を基盤とした臨床の展開を行いたいと考えます。

Ⅱ.頭頸部外科領域:玉川俊次
都道府県がん診療連携拠点病院として積極的な頭頸部悪性腫瘍に対する集学的治療・再建外科治療を行ってまいりました。年間の頭頸部癌再建手術症例は、数年前に比べ飛躍的に増加しています。また特記すべきは、2016年には合併症なく全例で良好な経過を得ることができました。本領域では手術のみでなくより安全で機能障害に配慮した治療経過が望まれます。

  1. 内視鏡科甲状腺手術の導入・経口的内視鏡手術の導入
    頭頸部外科領域では、2016年度には甲状腺外科手術の拡充を行なってまいりました。2016年5月より約1年の準備を行い、2017年2月より関西件の大学病院耳鼻咽喉科では初めて内視鏡下甲状腺手術(Video Assisted Neck Surgery: VANS)を導入いたしました。現在、平岡政信先生を中心に8例の症例でVANSによる甲状腺手術が行われており、今後症例数が増えるものと期待しています。内視鏡下手術の導入では、甲状腺のみでなく経口的内視鏡手術(Trans Oral Video Assisted Surgery: TOVS)として、平岡政信先生を中心に咽頭癌に対する内視鏡下の非侵襲的手術の導入を行なっております。
  2. 国内研修の充実:教室初の甲状腺・頭頸部外科国内研修の開始
    本領域の人材育成として、井上由佳理先生に本邦の甲状腺外科学の第一人者である日本大学内仏外科学講座 杉谷巌教授のもとに国内留学してもらいました。杉谷巌教授は、癌研有明病院頭頸科に長くおられたこともあり、同時に癌研有明病院頭頸科でも研修をしてもらっています。2017年の10月には和歌山県立医科大学に戻りますが、これからの成長が楽しみです。
    今後、頭頸部外科領域における人材育成にも力を注いでいければと考えます。

Ⅲ.感覚器領域:グンデウズ・メーメット
耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、感覚器・機能外科でもあり、これまでに行ってきた人工内耳をはじめとする聴覚改善手術のさらなる充実を目指してきました。また、2016年度には①内視鏡下鼓室形成術(Total Endoscopic Ear Surgery: TEES)の導入、②スポーツ耳鼻咽喉科の新たな展開を進めました。

  1. 内視鏡下耳科手術の導入
    内視鏡下鼓室形成術(TEES)は、2016年度を準備期間とし2017年の6月には河野正充先生、戸川彰久先生の両名に山形大学耳鼻咽喉科頭頸部外科のテクニカルコースに参加してもらい、2017年からの導入を目指しています。2017年9月14日には、TEESの第一人者である山形大学耳鼻咽喉科頭頸部外科の欠畑誠治教授のご講演を予定しております。内視鏡下鼓室形成術(TEES)は、和歌山県下の医療施設では初めての導入であり、今後和歌山県下の拠点病院での展開を目指したいと思います。
  2. スポーツ耳鼻科の開設
    スポーツ耳鼻咽喉科については、耳鼻咽喉科の重要な専門分野である平衡覚の臨床展開の一つとして大谷真喜子先生が取り組んでいます。スポーツは、人生をより豊かに充実したものとする世界共通の文化の一つであり、人々が生涯にわたってスポーツに親しむことは、極めて大きな意義を持ちます。とりわけ、21世紀の高齢社会においては、生涯にわたりスポーツに親しむことができる豊かな「生涯スポーツ社会」の構築は極めて重要な課題です。これまでにスポーツ耳鼻科を標榜した施設はなく、高齢化社会が進むなか平衡覚の専門家である耳鼻咽喉科医のニーズも高まるものと考えます。また、これまでの治療医学から、予防医学への転換が望まれると考えます。
    今後教室の大きな臨床の柱の一つとなることを期待しています。
  3. 国内研修の充実:耳科手術・鼻内視鏡手術の国内研修の開始
    頭頸部外科領域と同様に、人材の育成は教室・同門の発展および和歌山県の耳鼻咽喉科の発展に不可欠なもと考えます。本領域の人材育成として、鼻内視鏡手術および耳科手術の教育が重要です。
    鼻内視鏡手術については、早田幸子先生(紀南病院)、村上大地先生に獨協大学耳鼻咽喉科学教室 春名真一教授の元で研修をしてもらいました。
    耳科学手術については、村上大地先生と河野正充先生に国内の耳手術講習会に参加をしてもらいました。とりわけ教室の若きホープである村上大地先生には、イタリアのグルッポオトロジコのMario Sanna教授の耳科手術の見学をしてもらいました。
    多くの手術を実際に見てもらうことは今後の教室員の成長の糧となると考えます。2017年には宮崎大学耳鼻咽喉科の東野哲也教授の講習会への参加を企画しています。

臨床活動と同様に、①感染症・免疫・アレルギー、②頭頸部腫瘍、③感覚器を3つの柱とし、臨床・研究・教育を進めています。

Ⅰ.感染症・免疫・アレルギー
上気道感染症の中でも、急性中耳炎、急性鼻副鼻腔炎、急性扁桃炎を中心にその発生機序と難治化機序について検討を行なっています。これらの研究は従来まで教室で行われてきた研究から、「鼻咽腔細菌叢の成立と伝播機序の解明とその制御」というテーマへと発展しています。

  1. 鼻咽腔細菌叢の成立における細菌病原因子の役割:河野正充
    鼻咽腔における肺炎球菌およびインフルエンザ菌の保菌成立機序について各種の表面抗原欠損細菌株を用いたマウス鼻咽腔定着モデルによるin vivoおよび培養上皮細胞を用いたin vitroでの検討を行なっています。
    • 肺炎球菌では蛋白溶解酵素であるpneumolysin欠損株ではマウス鼻咽腔での定着が減弱する(Hotomi M, Folia microbiologica. 2016)。
    • Pneumococcal surface protein A (PspA)欠損株では補体依存性にマウス鼻咽腔での定着が減弱する(Murakami D, in preparation)。
    • 肺炎球菌においては、莢膜量が培養上皮細胞への付着と侵入の過程で低量(Transparent型)から高量(Opaque株)へと変化し、クラリスロマイシンはこの変化を抑制する(Takeda S, in preparation: 学位論文)。
    • 肺炎球菌株では、莢膜欠損株(無莢膜型株)の増加が懸念されており、分子疫学検討ではすでにクローン株の存在が認められる(Nakajima K. Journal of Infection and Chemotherapy. 2016: 学位論文)
      *研究者の中嶋宏児先生は本研究「肺炎球菌ワクチン(PCV13)の普及による肺炎球菌無莢膜型株の顕在化の検討」で、西日本化学療法学会支部奨励賞(臨床部門)を受賞しました。
    これらのことから鼻咽腔局所における炎症性組織障害が肺炎球菌の鼻咽腔細菌叢の成立および保菌に重要な役割を持つことが判明しました。本研究の一部は、アラバマ大学医学部微生物学教室 David E. Briles教授、Moon N. Nahm教授との共同研究として進めています。
  2. 肺炎球菌鼻咽腔伝播モデルの確立と伝播におけるボトルネック効果の解明:河野正充
    これまでの感染症の成立モデルから、肺炎球菌の伝播に着目した研究を展開しました。本研究は、ニューヨーク大学のJeffery N. Weiser教授との共同研究で行われています。
    • 肺炎球菌の仔マウス間の伝播には強いボトルネック効果が認められ宿主および細菌の相互関係で特定の菌株が選択され保菌される(Kono M, PLoS Pathogen, 2016)。
    • 肺炎球菌の仔マウス間の伝播では肺炎球菌の鼻腔からの排出が重要であり、インフルエンザウイルス感染は肺炎球菌の排出を促進する(Zafer AM, Kono M, Infection and Immunity, 2016)。
      *研究者の河野正充先生は本研究「肺炎球菌の宿主間の伝播におけるボトルネック効果の解明」で、日本化学療法学会上原感染症・化学療法研究奨励賞を受賞しました。
  3. 細菌叢の網羅的遺伝子解析:平岡政信
    細菌感染症の成立の基盤となる細菌の保菌と伝播に加えて、細菌叢の解明:細菌叢とは何か?をテーマとした網羅的遺伝子解析/細菌叢の群集解析を進めています。
    本研究は、平岡政信先生を中心に進められており、すでに、中耳腔細菌叢および扁桃細菌叢の本質に迫っています。細菌叢解析は現在腸内フローラとして解明がすすんでいる感染症領域の最先端の分野です。今後の、耳鼻咽喉科領域での展開を目指しています。
  4. 経粘膜ワクチンによる肺炎球菌感染予防の研究:杉田玄
    経粘膜ワクチンによる上気道感染症予防について肺炎球菌PspAを用いた舌下免疫および母体免疫による肺炎球菌感染予防を中心に検討しています。
    本研究は、アラバマ州立大学バーミンガム校の藤橋浩太朗教授との共同研究として展開されています。現在までに、教室から池田頼彦先生および杉田玄先生が留学しています。

Ⅱ.頭頸部腫瘍
頭頸部扁平上皮癌における癌転移と癌幹細胞および甲状腺未分化癌を中心とした研究を行なっています。

  1. 頭頸部扁平上皮癌における癌幹細胞の研究:グンデウズ・メーメット
    癌幹細胞に関するこれまでの報告をさらに実際の臨床において応用するためには、癌幹細胞のシグナル経路にある遺伝子の検討を行なっています。
    1. 中咽頭癌細胞を培養し癌幹細胞(ALDH1+)と癌非幹細胞(ALDH1-)の分離と同定
    2. 癌幹細胞の特徴の証明(分子生物および遺伝的または形態的に)
    3. 癌幹細胞(ALDH1+)と癌非幹細胞(ALDH1-)のMicroarray解析
    4. 癌幹細胞シグナル経路に関与している高発現と低発現している遺伝子グループの同定
    5. 癌浸潤・転移と薬剤耐性に関与し高発現と低発現しているそれぞれ1つの遺伝子を選択
    6. 選択した遺伝子の機能解析
    の6つの課題を解明することを試みています。
    本研究は、グンデウズ・メーメット先生、グンデウズ・エスラ先生を中心に、フィンランド チュルク大学 Reidar Grenman教授との共同研究として進められています。頭頸部腫瘍の転移メカニズムに関する研究癌幹細胞シグナル経路に関与する遺伝子の解明は、将来の患者を個別化した予後因子の解明と化学療法あるいは放射線療法に耐性を獲得した癌に対する新しい治療戦略の開発につながると考えられ、癌幹細胞を標的とした新規標的治療への展開が期待されます。
  2. 頭頸部扁平上皮癌における癌転移の研究:玉川俊次
    microRNA200familyの転移危険度に対するバイオマーカーとしての役割りについて検討を行なっています。頭頸部癌細胞株におけるmicroRNA200familyと上皮間葉移行関連遺伝子(E-Cadherin、Vimentin、Fibronectin)の関係についてリアルタイムPCRを用いて解析を行なっている。また、頭頸部癌細胞内にmicroRNA200familyを導入し、細胞の浸潤能、運動能などの転移機能に対する影響を解析しています。また、頭頸部癌細胞から分泌されるmicroRNAの発現プロファイルと腫瘍細胞内のmicroRNA発現プロファイルを明らかとし、腫瘍内のmicroRNAの発現とExosomeを介して腫瘍細胞から分泌されるmicroRNAの発現の関係を調べることで、生体外(in vitro)でmicroRNAのバイオマーカーとしての可能性を評価することができると考えています。
    本研究は玉川俊次先生を中心に行われており、現在さらに甲状腺癌における腫瘍周囲の低酸素状態(低酸素誘導因子 HIF)の癌幹細胞への影響と未分化転化における検討へと展開されています。
  3. 分子プロファイルに基づく甲状腺癌の新治療戦略の検討:榎本圭佑
    BRAF、K-RAS、PTENなどに代表される甲状腺の遺伝子変異は、MAPK、PI3K経路を活性化させ、甲状腺分化癌を誘発する。さらにp53などの癌抑制遺伝子変異が加わることで腫瘍の悪性度は飛躍的に増し、未分化転化をきたすと考えられます。細胞内でのMAPK, PI3K経路の活性化は、その下流でMYC蛋白の増加を経て、細胞周期の亢進につながり、細胞増殖、転移浸潤、不死化、未分化転化などに帰結する。VEGF-R阻害に加え、BRAF、MEK、ERKなどを阻害することで腫瘍を抑制する試みは、甲状腺癌をはじめとする様々な悪性腫瘍でなされています。2011年には、さらに経路の下流に位置するMYCを阻害する分子:JQ1が発表され、血液癌のみでなく固形癌においても臨床試験が開始されています。
    本研究は、榎本圭佑先生を中心に進められており、今後JQ1を用いたMYC阻害が甲状腺未分化癌の新規治療へと結びつくかを中心に、分子プロファイルに基づく甲状腺癌の新治療戦略への展開が期待されます。

Ⅲ.感覚器

  1. スポーツ耳鼻科:大谷真喜子
    本邦におけるスポーツ医学の成熟過程は大きく3つの段階に分類されます。すなわち、第一段階は1900年代におけるスポーツ損傷の診断・治療の時期であり、診断法が確立するとともにさまざまな手術術式が発展した段階です。第二段階は、2000年代におけるスポーツ損傷に対する予防医学が発展した時期です。第三段階は2010年代であり、5歳から18歳までのジュニア期におけるスポーツ損傷の予防の時代です。このような、スポーツ医学の発展は欧米では既に達成されており、現在ではスポーツ損傷の予防に対する課題からさらに次の段階への転換期にある。今後のスポーツ医学に求められるものは、スポーツ損傷に対する予防医学からさらに医学理論に基づいたアスリートのパフォーマンス向上にあると考えられています。
    アスリートのパフォーマンスの向上に関しては、モーション・キャプチャーなどの様々な身体解析法によるフォームの評価、最大酸素摂取量や筋力などの身体能力の向上評価と、そのために必要な最良のトレーニング方法の開発・研究に焦点が置かれていますが、これらアスリートのパフォーマンス向上の基盤には、呼吸生理や体幹の平衡覚が深く関与するにも関わらず、耳鼻咽喉科専門領域のこれらのパフォーマンスの向上への関係についてはほとんど検討されていませんでした。
    平衡生理に基づいたスポーツ耳鼻科研究は、大谷真喜子先生を中心に展開されています。これまでに、リオ・オリンピック代表選手である高飛込競技アスリートが耳栓を使用した際のバランスへの影響を検討しきました(大谷真喜子:飛び込み選手が鼓膜穿孔発症時に用いる耳栓について.日本耳鼻咽喉科学会会報 119巻4号549ページ,2016年)。
    本研究では、耳鼻咽喉科領域の中でも特にスポーツ医学に高く貢献しうる①体幹の平衡機能すなわちバランス能力と、②コンディションに関わる鼻呼吸の2点に着目した研究を展開したいと考えます。
  1. 保富宗城:小児と感染症 この10年間のアップデート 感染症各論 耳鼻咽喉科系感染症.小児科,57巻6号,2016年.
  2. 保富宗城:特集 急性上気道炎に対する抗菌薬をどう使うか? 呼吸器感染症治療薬の上手な使い方 症例から紐解く達人の技.呼吸器ジャーナル,65巻3号,2016年.
  3. 保富宗城:耳鼻科コンテンツQ&Aめまい.KMB 耳鼻科コンテンツQ&A,2016年.
  4. 保富宗城:耳鼻科コンテンツQ&A副鼻腔炎.KMB 耳鼻科コンテンツQ&A,2016年.
  5. 保富宗城:耳鼻咽喉科標準治療のためのガイドライン活用術 抗菌薬 抗菌薬使用のガイドライン・術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン・MRSA感染症の治療ガイドライン2014年改訂版・嫌気性菌感染症診断・治療ガイドライン2007.ENT臨床フロンティア,2016年.
  6. 保富宗城:耳鼻咽喉科感染症における混合感染の治療.INFECTION FRONT,36巻,2016年.
  7. 保富宗城:急性中耳炎.今日の小児治療指針 第14版,2016年.
  8. 保富宗城:特集 こどもの上手な診かた 主要症候・疾患の診かた 鼻炎・副鼻腔炎.耳鼻咽喉科・頭頸部外科,89巻2号,2016年.
  9. 保富宗城:抗菌薬を使いこなす 急性鼻副鼻腔炎.耳鼻咽喉科・頭頸部外科,89巻6号,2016年.
  10. 保富宗城:頭頸部外科 深頸部感染症.小児耳鼻咽喉科,2016年.
  1. Nakajima K, Hotomi M, Hiraoka M, Nahm MH, Yamanaka N. Molecular epidemiology of nonencapsulated Streptococcus pneumoniae among Japanese children with acute otitis media. J Infect Chemother. 22:72-7, 2016.
  2. Hotomi M, Yuasa J, Briles DE, Yamanaka N. Pneumolysin plays a key role at the initial step of establishing pneumococcal nasal colonization. Folia Microbiol (Praha). 61:375-83, 2016.
  3. Masuno A, Hotomi M, Togawa A, Sugita R, Yamanaka N. Amount of Haemophilus influenzae Genomic DNA in Middle Ear Fluids of Pediatric Acute Otitis Media. J Bacteriol Parasitol, 7:1. 2016.
  4. Kono M, Zafar MA, Zuniga M, Roche AM, Hamaguchi S, Weiser JN. Single Cell Bottlenecks in the Pathogenesis of Streptococcus pneumoniae. PLoS Pathog. 12:e1005887, 2016.
  5. Zafar MA, Kono M, Wang Y, Zangari T, Weiser JN. Infant Mouse Model for the Study of Shedding and Transmission during Streptococcus pneumoniae Monoinfection. Infect Immun. 84:2714-22, 2016.
  6. Ito M, Maruyama Y, Kitamura K, Kobayashi T, Takahashi H, Yamanaka N, Harabuchi Y, Origasa H, Yoshizaki T. Randomized controlled trial of juzen-taiho-to in children with recurrent acute otitis media. Auris Nasus Larynx. 44:390-397, 2017.
  7. Kyd JM, Hotomi M, Kono M, Kurabi A, Pichichero M, Ryan A, Swords WE, Thornton R. Panel 5: Immunology. Otolaryngol Head Neck Surg. 156(4 suppl):S63-S75, 2017.

特別講演・教育講演・セミナー・シンポジウム

  1. 保富宗城:術後感染予防抗菌薬適正使用 新しいガイドラインのポイント 術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域.第64回日本化学療法学会総会.2016年6月9日〜10日,神戸.
  2. 保富宗城:JAID/JSC感染症治療ガイド解説 中耳炎・副鼻腔炎.第90回日本感染症学会学術講演会.2016年4月15日〜16日,仙台.
  3. 保富宗城:耳鼻咽喉科領域の細菌感染と抗菌薬の変遷.第29回日本口腔咽頭科学会.2016年9年8日〜9日,松江.
  4. 保富宗城:急性中耳炎の難治化と免疫応答.第26回日本耳科学会.2016年10月6日〜8日,長野.
  5. 保富宗城:細菌感染症に対する抗菌薬の全身・局所投与.日本耳鼻咽喉科学会第30回専門医講習会.2016年11月12日〜13日,広島.
  6. 保富宗城:ガイドラインに基づく最新治療法 急性中耳炎 急性中耳炎を難治化させないための治療.第48回日本小児感染症学会総会・学術集会 平成28年11月19日〜20日,岡山.

全国学会

  1. 保富宗城,玉川俊次,堂西倫弘,山本悠太,石田卓也,鵜飼聡,篠崎和弘,金桶吉起,上山敬司,山中昇:耳鳴患者におけるSPECTを用いた脳血流量の評価.第117回日本耳鼻咽喉科学会総会,2016年5月7日〜10日,名古屋.
  2. 戸川彰久,内薗明裕,宇野芳史,上出洋介,兼定啓子,國本優,澤田正一,新谷朋子,鈴木聡明,杉田麟也,福島邦博,松原茂規,保富宗城,山中昇:小児急性中耳炎患児に対するクラリスロマイシン・アモキシシリン併用療法の検討.第117回日本耳鼻咽喉科学会総会,2016年5月7日〜10日,名古屋.
  3. 戸川彰久,保富宗城,山中昇:抗微生物薬の併用療法 小児急性中耳炎患児に対するクラリスロマイシン・アモキシシリン併用療法の検討.第64回日本化学療法学会総会 2016年6月9日〜10日,神戸.
  4. 平岡政信,保富宗城,戸川彰久:A群β連鎖球菌におけるstreptococcal invasive locus (sil)の発現とマクロライド耐性の関係.第4回耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会,2016年9月5日〜6日,倉敷.
  5. 戸川彰久,山中昇,内薗明裕,宇野芳史,上出洋介,兼定啓子,國本優,澤田正一,新谷朋子,鈴木聡明,杉田麟也,福島邦博,松原茂規,保富宗城:急性中耳炎に対するクラリスロマイシンアモキシシリン併用療法の有効性の検討.第4回耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会,2016年9月5日〜6日,倉敷.
  6. 村上大地,戸川彰久,杉田玄,平岡政信,保富宗城:急性喉頭蓋炎で初発した成人発症川崎病の1例.第29回日本口腔咽頭科学会.2016年9年8日〜9日,松江.
  7. 大谷真喜子,河野正充,戸川彰久,保富宗城:耳栓の平衡機能への影響 競技アスリートと一般成人の結果.第75回めまい平衡学会.2016年10月27日〜28日,大阪.
  8. 平岡政信,井上由佳理,中嶋宏児,武田早織,玉川俊次,保富宗城:マイクロビーム解析による抗菌薬暴露による鼻咽腔細菌叢の変化の検討.第86回日本感染症学会西日本地方会学術集会・第59回日本感染症学会中日本地方会学術集会・第64回日本化学療法学会西日本支部総会.2016年11月24日〜26日.那覇.
  9. 武田早織,河野正充,平岡政信,戸川彰久,保富宗城:莢膜変化による肺炎球菌の感染機序とクラリスロマイシンの影響.第86回日本感染症学会西日本地方会学術集会・第59回日本感染症学会中日本地方会学術集会・第64回日本化学療法学会西日本支部総会.2016年11月24日〜26日.那覇.
  10. 中嶋宏児,平岡政信,戸川彰久,保富宗城:肺炎球菌ワクチン(PCV13)の普及による肺炎球菌無莢膜型株の顕在化の検討.第86回日本感染症学会西日本地方会学術集会・第59回日本感染症学会中日本地方会学術集会・第64回日本化学療法学会西日本支部総会.2016年11月24日〜26日.那覇.
  11. 玉川俊次,井上由佳理,中嶋宏児,武田早織,平岡政信,戸川彰久,保富宗城:扁桃周囲膿瘍と深頸部膿瘍における重症化の危険因子の検討.第86回日本感染症学会西日本地方会学術集会・第59回日本感染症学会中日本地方会学術集会・第64回日本化学療法学会西日本支部総会.2016年11月24日〜26日.那覇.
  12. 井上由佳理,玉川俊次,平岡政信,戸川彰久,保富宗城:急性喉頭蓋炎における気管切開を要する危険因子の検討.第86回日本感染症学会西日本地方会学術集会・第59回日本感染症学会中日本地方会学術集会・第64回日本化学療法学会西日本支部総会.2016年11月24日〜26日.那覇.

地方部会・研究会

  1. 保富宗城:キノロン系抗菌薬の上手な使い方.第5回外来耳鼻咽喉科フォーラム.2016年1月23日,和歌山.
  2. 保富宗城: 耳鼻咽喉科感染症の現状と今後.第100回和歌山県地方部会,2016年7月10日,和歌山.
  3. 戸川彰久:乳幼児の上気道管理.第100回和歌山県地方部会,2016年7月10日,和歌山.
  4. 玉川俊次,村上大地,井上由佳理,中嶋宏児,武田早織,河野正充,平岡政信,グンデゥス・メーメット,戸川彰久,保富宗城:発熱性好中球減少症にて急性増悪する症例を見分けるには?第44回和歌山悪性腫瘍研究会.2016年12月17日,和歌山.

和歌山耳鼻咽喉科臨床懇話会
第1回 2016.12.16(旧称:第1回和歌山耳鼻咽喉科フォーラム)「急性期めまいへの対応」 東京医科歯科大学 名誉教授 日本耳鼻咽喉科学会元理事長 小松崎篤 先生 
第2回 2017.3.18 「ANCA関連血管炎性中耳炎の臨床像と診断」 旭川医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授 原渕保明 先生 
第3回 2017.4.19 「呼吸器内科領域における真菌症の診断と治療」 長崎大学 理事・副学長 河野茂 先生 
第17回めまいフォーラム 2017.11.17「メニエール病の病因と治療」神戸大学耳鼻咽喉科 特命教授 柿木章伸 先生
第3回 2017.3.25 アレルギーと免疫を考える会(和歌山アレルギー・免疫療法研究会) 「アレルゲン免疫療法UP TO DATE」 山梨大学大学院総合研究部 医学域臨床医学系 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 教授 増山敬祐 先生 
第1回和歌山咽頭表在癌研究会 2017.3.30 「咽頭表在癌の内視鏡診断と治療」 川崎市立井田病院 内視鏡センター 所長 大森泰 先生
ビラノア錠発売記念講演会 2017.2.11 「免疫アレルギー学からみた上気道炎症--アレルギー性鼻炎と好酸球性副鼻腔炎」 滋賀医科大学 耳鼻咽喉科学講座 教授 清水猛史 先生
杏林アレルギーフォーラム 2017.2.23「スギ花粉症の研究と実地臨床」 福井大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科