国際腰椎研究学会(ISSLS)で神前拓平先生がGrantを受賞

国際腰椎研究学会で神前拓平先生がGrantを受賞

日程 令和8年5月14日(木)

 ケープタウンで行われた国際腰椎研究学会(ISSLS)で、医学部 整形外科学講座の講師 神前拓平先生が 2026 Clinical Science Research Grant を受賞しました。この学会は、腰椎および脊椎疾患に関する基礎研究と臨床研究を専門とする、世界的に権威ある国際学会です。2026年は南アフリカ脊椎学会(SASS)との合同開催となり、ケープタウンにて開催されました。

「受賞演題名:Defining Adjacent Joint Disease of the Hip as a Clinical Entity:
A Multiscale Biomechanical Study Identifying Modifiable Movement Patterns Following Spinopelvic Fixation」
 

<整形外科学講座 講師 神前拓平 先生からのコメント>

 このたび、歴史ある国際腰椎研究学会(ISSLS)のClinical Science Research Grantを受賞することができ、大変光栄に思います。本助成は世界各国から応募された研究課題の中から選出される競争的研究助成であり、研究費として20,000米ドルが授与されます。

 本研究では、成人脊柱変形に対する脊椎骨盤固定術後に発症する変形性股関節症の予防法の確立を目指し、動作解析および有限要素解析を用いてその発症メカニズムを解明します。私たちはこれまで、脊椎骨盤固定術後に股関節へ過剰な負荷が生じることで発症する「隣接関節障害(Adjacent Joint Disease)」という新たな疾患概念を世界に先駆けて提唱し、臨床研究と基礎研究の両面からその病態解明に取り組んでまいりました。

 本研究助成は、これまでの研究成果と本疾患概念の臨床的重要性が国際的に評価された結果であると考えております。今回の助成を契機として、隣接関節障害の予防戦略の確立に向けた研究をさらに発展させ、成人脊柱変形手術の治療成績向上ならびに患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう努めてまいります。

 このような貴重な機会をいただきましたISSLSならびにご指導、ご支援をいただいた先生方、共同研究者の皆様に心より感謝申し上げます。

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