![]() 医療人を志すものとして知識技能を習得のみならず、病める人の視点に考えられる人間形成を目的としています。また、行政・司法を含めた社会制度について知ることにより、個々の患者への社会的背景、支援の状況についての理解を深めます。本講義は、医学部・保健看護学部の共通講義として行い、立場の異なる医療人を目指すものとして相互理解を深めます。 |
![]() 患者または家族の会による体験談を聞いてのグループワーキングと発表を行います。ひとつのテーマについて、第一週目で患者さんもしくは患者さんの家族のお話を聞き、第二週目で医学部・保健看護学部合同でグループ分けをし、討論を行います。第三週目では前回のグル―プでの討論をまとめて発表します。 |
![]() 医学部・保健看護学部1年生 |
ケアマインド教育では、様々なテーマで患者やご家族のお話を聞き、討論、発表をします。
平成23年度『ケアマインド教育』の中から、ある日の講義の様子をご紹介します。
- 講義日時 :
- 11月22日(火)3限

日本ダウン症協会和歌山支部の宮本敏企さんにお越しいただき、お話をきかせていただきました。
宮本さんにはダウン症のお子さんがいらっしゃいます。お子さんがダウン症であるという診断結果を受けた時のお気持ちや、医師、看護師と関わる中で深い信頼を感じたエピソードなど様々なことについてお話くださいました。また、ダウン症児の方の様々な分野での活躍などについてもご紹介がありました。


- 講義日時 :
- 11月29日(火)3限
翌週は前回にお話いただいた内容について、グループごとに討論をしました。「自分が同じ立場であれば」、「自分が医師、看護師になった時にどうケアしていきたいか」など、様々なテーマのもと議論を進めていました。


グループワーキングでは各人の意見を発表用の模造紙にまとめていきます。
- 講義日時 :
- 12月6日(火)3限
最終週は、前回にグループで話し合った内容について、代表者が発表します。他のグループの発表を聞くことで、前回のグループワーキングで得た自分以外の考えに加え、違った意見を聞くことができました。



グループ発表の様子