和歌山県立医科大学では、1年次に早期体験実習(Early Exposure)を行いました。
- 実習期間 :
- 平成22年7月20日~8月27日
- 目 的 :
- 和歌山県下の医療施設で現場の医療を体験する。
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学生の感想文の一部を紹介します |
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初めて医療現場を間近で見ることができたEarly Exposure実習は、毎日が驚きの連続で興味深く、大変充実した5日間でした。特に患者さんと実際に接することを体験し、患者さんもそれぞれに事情を抱え、それぞれ性格も違う人間であるという当たり前のことに改めて気付きました。このことが医師という仕事の難しさだと思います。この実習で心に残ったことを挙げていくときりがありません。医学的なことだけでなく一人の人としてこれからどうしていくべきかということも学べました。
このEarly Exposure実習を通して得られたことは、計り知れないほど多かった。一番印象に残っているのが、医師や看護師、理学療法士、作業療法士など、患者に接する態度、姿勢である。誰一人として上からものを言うのではなく、患者の立場や考え方、意思などを尊重し、全員が一つのチームとして最終的な同じ目標に向かって、共に闘っている姿に感動もしたし、驚きもした。医師という仕事の大変さや、責任の重さ、またそれをはるかに超えるやりがいまでも実感することができ、今後の生き方にも影響を与える実習であった。