がん診療連携協議会とは

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部会について

和歌山県がん診療連携協議会では、「地域連携・相談支援部会」「がん登録部会」「緩和ケア・研修教育部会」「薬物療法部会」の4つの部会を設置し、それぞれ協議を行っています。

  1. 地域連携相談支援部会

    地域連携・相談支援部会では、県内のがん診療の連携協力体制及び相談支援の提供体制に関すること、がんの種類ごとに県内のセカンドオピニオンを提示する体制に関すること、地域連携クリティカルパスの作成に関することなどについて審議しています。 平成22年7月には肺がん、11月には大腸がん、胃がん、肝がん、乳がんの県内統一の地域連携クリティカルパスを作成し、運用を開始しました。

  2. がん登録部会

    がん登録部会では、県内の院内がん登録のデータ分析・評価などに関することを審議しています。
    また、平成23年度からは、地域がん登録事務を和歌山県から受託しました。
    このことにより、県全体におけるがんの罹患率や生存率などを把握し分析することが可能となり、今後のがん対策に反映させることができるようになります。

  3. 緩和ケア・研修教育部会

    緩和ケア・研修教育部会では、以下の項目について審議しています。
     1) 県内のがん診療連携拠点病院等が実施するがん医療に携わる医師を対象とした緩和ケア研修計画
     2) その他の県レベルでの各種研修計画
     3) 県内地域がん診療連携拠点病院への(緩和ケアにおける)診療支援を行う医師の派遣調整

  4. 薬物療法部会

    薬物療法部会では、県内の薬物療法の質の向上を図るため、以下の項目について審議しています。
     1) 県内の主な中核病院での薬物療法の均てん化を目指す
     2) レジメンの共有化と一定の指針を薬物療法部会で作成
     3) 県内で薬物療法を実施する医療者に実務者研修会の開催
     4) 副作用対策や患者教育などに関するパンフレットの作成
     5) 薬物療法部会として行政に対する要望(支援)の取りまとめ