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救急集中治療医学講座

教室概要

1989年にICUを中心とした高度集中治療センターが開設、1999年にERと日本型3次救急医療の機能を加え、篠﨑正博初代教授が就任されました。翌2000年には救命救急センター(2011年には高度救命救急センター)として認可され、和歌山県全体の救急診療・地域医療をさらに充実させるため2003年からはドクターヘリコプターの運航を開始しました。

2011年に加藤正哉教授が2代目教授として就任され、2012年からは医学部講座として救急集中治療医学講座が設置され、ドクターヘリを活用した和歌山県全域を対象とする救急診療とともに、救急・集中治療領域の教育・研究を幅広く行っています。

スタッフ紹介(2017年10月現在)

救急集中治療医学教室・高度救命救急センターは学内の機構上中央部門となっていますが、直接の入局および大学院生の入学も可能です。スタッフ医師は兼務ではなく全員救急集中治療医学教室の専属医です。

役職 氏名 専門分野 学会認定
教授 加藤 正哉 救急集中治療
脳神経外科
日本救急医学会救急科専門医・指導医
日本脳神経外科学会専門医
講師 上田 健太郎 消化器外科
腹部救急/外傷外科
日本救急医学会救急科専門医
日本外科学会指導医・外科専門医
日本消化器外科学会指導医・専門医 ・消化器がん外科治療認定医
日本外傷学会外傷専門医
腹部救急暫定教育医・腹部救急認定医
講師 木田 真紀 救急集中治療 日本救急医学会救急科専門医・指導医
日本集中治療医学会集中治療専門医
日本航空医療学会Drヘリ認定指導者
ICD
講師 山口 智由 虚血性心疾患
心不全
循環器学会認定循環器専門医
ICLSインストラクター
日本内科学会認定内科医
日本内科学会JMECCインストラクター
日本内科学会総合内科専門医
助教 島 幸宏 救急集中治療 日本救急医学会救急科専門医・指導医
日本DMAT隊員
日本プライマリケア連合学会プライマリケア認定医 指導医
講師 藤田 浩二 救急集中治療
脳神経外科
日本脳神経外科学会専門医
日本神経内視鏡学会技術認
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
助教 米満 尚史 救急集中治療
画像診断/IVR
日本救急医学会救急科専門医
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本脈管学会認定脈管専門医
日本航空医療学会Drヘリ認定指導者
日本プライマリケア連合学会 プライマリケア認定医
助教 宮本 恭兵 救急集中治療
感染症治療
日本内科学会認定医
ICD
日本集中治療医学会集中治療専門医
抗菌化学療法認定医
助教 那須 亨 消化器外科
腹部救急/外傷外科
日本外科学会外科専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本DMAT隊員
助教 柴田 尚明 救急集中治療
画像診断/IVR
日本救急医学会救急科専門医
助教 川嶋 秀治 救急集中治療
消化器外科
外傷外科
日本外科学会外科専門医
助教 瀧口 登 整形外科 日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
助教 金子 政弘 心臓血管外科 日本外科学会外科専門医
助教 北野 岳史 整形外科 日本整形外科学会専門医
助教 置塩 裕子 消化器外科
腹部救急/外傷外科
日本外科学会外科専門医
日本救急医学会救急科専門医
学内助教 島 望 救急集中治療  
学内助教 松本 春香 救急集中治療  
学内助教 梅本 美咲 整形外科  
大学院研究生 喜多 真未 救急集中治療  
大学院研究生 中島 強 救急集中治療
消化器内視鏡
日本救急医学会救急科専門医
日本集中治療医学会集中治療専門医
日本内科学会認定医
大学院研究生 田中 真生 救急集中治療
消化器内視鏡
日本救急医学会救急科専門医
大学院研究生 平松 真燈佳 救急集中治療
麻酔科
 
大学院研究生 小川 敦裕 救急集中治療
画像診断/IVR
 
医師 國立 晃成 救急集中治療
腹部救急/外傷外科
 
非常勤講師 山添 真志 消化器外科
腹部救急/外傷外科
救急集中治療
日本救急医学会救急科専門医
日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会認定医・消化器がん外科治療認定医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本航空医療学会認定指導者
日本DMAT隊員
非常勤講師 中村 俊介 救急集中治療
脳神経外科
日本救急医学会救急科専門医・指導医
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
日本リハビリテーション学会認定臨床医
日本DMAT隊員
非常勤講師 辻本 登志英 救急集中治療
麻酔科
日本麻酔科学会麻酔指導医
日本集中治療学会専門医
日本救急医学会救急科専門医
非常勤医師 岩﨑 安博 救急集中治療
胸部救急/外傷外科
日本救急医学会救急科専門医・指導医
日本外科学会外科専門医
日本外傷学会外傷専門医
日本航空医療学会Drヘリ認定指導者
日本DMAT隊員
非常勤医師 松本 百代 救急集中治療
消化器内視鏡
日本救急医学会救急科専門医
非常勤医師 山下 真史 救急集中治療  
医局秘書 山縣 千恵    
医局秘書 山口 美樹    
医局秘書 加藤 麻利    

診療

臨床面では救急集中治療医学教室/高度救命救急センターは24時間体制で1次~3次までの救急患者さんの初期診療にあたり、ドクターヘリを活用することで、山渓が豊富なため医療過疎地域も多い和歌山県全体に高度の救急診療・地域医療を供給できるよう努めています。

ERには重症処置ベッド5床(うち陰圧処置室1床)とオーバーナイトベッド(観察ベッド)12床があり、隣接する最新の64列CT撮影室と血管造影可能な透視室を利用した救急画像診断・外科的処置・動脈塞栓術などの高度な緊急処置が迅速に行えます。

ICUでは人工呼吸管理・循環補助治療・急性血液浄化療法などの特殊治療を行い、救命救急センターだけでなく、内科系・外科系問わず院内全ての各診療科患者さんが急変・重症化した際に最適な全身管理をうけられるよう当センターのICU専従医師が24時間体制で集中治療管理を行っています。また、ICU医師を中心としたMET(Medical Emergency Team)と呼ばれる急変前の早期から病棟重症患者さんをマネジメントする緊急対応チームを当救命救急センター推進で展開しており、院内医療安全に貢献しています。

研究

急性臓器不全・重症病態に対する診断・治療法に関する様々な基礎研究・臨床研究をメインテーマとしています。また病院前救護に関する研究として、和歌山県病院前心肺停止症例に関するウツタインスタイルによる集計や、ドクターヘリによる傷病者の処置および搬送効果の研究、心肺蘇生術(BLS・ACLS)教育普及効果による心拍再開率と社会復帰率に関する研究、および外傷症例での評価・処置(JPTEC/JATEC)の教育普及効果による予後に関する研究なども行っています。

主な基礎研究テーマ

皮膚創傷治癒におけるTNF-α・osteopontinの影響・役割、ショック肝における肝組織中フリーラジカルに関する研究、IFNγ・STAT1・PAI-1シグナル抑制による緊急手術後腸管癒着予防法の開発、急性動脈出血TAEにおける塞栓物質(ゼラチンスポンジ・NBCA)の効果、人工呼吸/陽圧換気が循環動態に与える影響 など

主な臨床研究テーマ

ICUにおける感染制御のシステム確立について、重症外傷における外来手術・TAEの救命効果、凝固能異常時の動脈出血TAEにおけるNBCAの有用性、重症外傷出血性ショックに対するDamage Control TAEの効果、重症病態モニタリングと適正輸液、重症病態におけるデクスメデトミジンの有用性について、肝臓組織酸素飽和度測定の臨床的意義、救急外来ポータブル頭部CT撮影の有用性 など

また、日本救急医学会・日本集中治療医学会・日本外傷学会・日本航空医療学会の認定指施設でもある当救命救急センターでは、これら主要関連学会を中心に幅広く学会発表・論文執筆活動を行っています。

教育

ER・HCU・ICU各診療部門で、後期臨床研修医・初期臨床研修医に対し屋根瓦形式での教育をしています。救急医・集中治療医育成はもちろんのことですが、臨床研修医が救急以外の専門各科を専攻した後も、医師として最低限の迅速判断・緊急処置や、地域医療を理解したバランス良い診療が行えるよう、土台を作る幅広い教育をモットーとしています。

臨床外教育として、院内や和歌山県各地で行われるBLS/ACLSやJPATEC/JATEC(外傷初期診療)・ISLS(神経救急蘇生)といった標準化診療コースにインストラクターとして当教室医局員が参加しており、和歌山県全体の救急診療のボトムアップに努めています。

また東日本大震災・紀南地方台風12号災害などでのDMAT・救護班活動の経験を生かし、東南海地震などを想定した災害訓練を当教室医局員指導のもと、院内・和歌山県各地で開催しています。

関連情報