46kinped@wakayama-med.ac.jp
〒641-8509 和歌山市紀三井寺811-1
和歌山県立医科大学小児科内
若手優秀演題賞<医師部門>
奈良県立医科大学附属病院小児科 大砂 光正 先生
「家族歴から先天性PAI-1欠乏症が疑われ毛髪牽引により帽状腱膜下血腫をきたした幼児例」
京都大学医学部医学科 小川 貴也 先生
「がん遺伝子パネル検査を実施した小児がん患者の単施設における検討」
優秀演題賞<看護部門>
大阪市立総合医療センター がん医療支援センター 山路 亜紀 先生
「長期フォローアップ中の二次がん高リスク症例の抽出と早期発見・予防に繋げる関わり」
2024年3月16日、和歌山県立医科大学伏虎キャンパスにおいて「第46回近畿小児血液・がん研究会」を開催させていただきました。
好天候に恵まれ、おかげさまで120名以上の方々にご参加をいただきました。何かと不行き届きの点も多々あったかと存じます。この場をお借りしましてお詫び申し上げます。また、会場では、レモネードスタンドの募金にもご協力をいただき、目標を大きく上回る金額が集まったようです。ありがとうございました。
今回の研究会を私たちにお任せいただきましたことを心より感謝しお礼を申し上げますとともに、皆さまの益々のご健康とご発展をお祈り申し上げます。
ご挨拶
第46回研究会を和歌山で開催させていただくこと、皆様にお礼申し上げます。地球温暖化とは言え、3月16日皆様を和歌山城の桜でお迎えすることができるか微妙な季節です。せめて明るくて暖かい和歌山の陽気でお迎えできればよいのですが。
今回の研究会から一般演題に優秀演題賞を設けることになりました。賞をどないしょうの頃に、イマドキの初期研修の先生に「そら人間誰でも褒められるのは嬉しいしょっ」の"格言"を頂きました。「イマドキの…」になりがちな老人には妙に静かな感動で、肩肘張らず優秀演題賞が研究会の楽しい一コマになればと思えました。近畿のなかでも少子化・人口減少が急速に進む和歌山(いわゆる1Aなし県候補)でも、医看薬学部生にまず子どもに興味を持ってもらい、さらに血液・腫瘍部門にリクルートする必要があります。医師部門はその投資として若手優秀演題賞となっています。準備に、せっかち、かつ身勝手なアンケートを世話人の先生方にお願いするなどお騒がせしました。あらためて諸先生方、後押し頂きました研究会事務局大阪大学宮村先生、看護部門担当:大阪母子医療センター澤田先生、神戸大学小倉看護師様、代表世話人兵庫県立こども病院小阪先生に深謝申し上げます。始めさせて頂きます。
研究会は一般演題、企業共催セミナー「腸内細菌叢とがん免疫療法」、公開シンポジウム「ともに学ぼう小児がん−がんゲノム医療−」の三部構成になっています。また当研究会事務局が主催ではありませんが、「手伝ったげる」と言ってくれた子どもたちの活躍の場にレモネードスタンド"ほっこりしちゃあるで"が開店します。花粉症に効くじゃぱら果汁の用意もあるそうです。是非ご利用お願いいたします。
良い一日になればと和歌山県立医科大学小児科一同努めます。遠方にはなりますが多数のご参加、また活発なご議論をお願い申し上げます。
2024年2月
和歌山県立医科大学小児科
神波信次
〒641-8509
和歌山市紀三井寺811-1
TEL.073-441-0633
FAX.073-444-9055