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研修について

教育概要

和歌山県立医科大学附属病院を基幹施設として、和歌山県医療圏・大阪府南部医療圏にある連携施設とで消化器内視鏡専門研修あるいは気管支鏡専門研修を経て、複数のコース別に研修をおこなって消化器内視鏡専門医・気管支鏡専門医の育成を行います。

初期臨床研修を修了した内科専攻医ならび基本領域専攻医、加えて基本領域において専門研修を終えた消化器内視鏡専攻医は、豊富な臨床経験を持つ指導医の適切な指導の下で研修をうけることで、消化器内視鏡診療の実践に必要な知識と技能とを修得します。

消化器内視鏡

日本消化器内視鏡学会専門医制度規則において、各領域の経験症例数とてして規定されている上部消化管内視鏡検査・治療を1000例、下部消化管内視鏡検査300例を、指導医の下で安全に経験でき、その実績を日本消化器内視鏡学会で作成・運営するJED(Japan Endoscopic Database)へ登録を行うことができます。研修終了時点で研修手帳に定めた症例のうち80%を経験し、JEDに登録します。かつ可能な限り研修手帳に定めた疾患を経験することを目標とします。

  1. 消化器内視鏡単独研修コース
    サブスぺシャリティとして消化器内視鏡のみを研修するものです。
  2. 消化器系専門医並行コース
    消化器内視鏡専門医と、消化器病専門医、肝臓専門医を目指すコースです。

消化器内視鏡専門研修カリキュラム管理委員会

和歌山県立医科大学附属病院が基幹施設となり、済生会有田病院・公立那賀病院・有田市立病院などを加えた専門研修施設群を構築することで、より総合的な研修や地域における医療体験が可能となります。

研修管理委員会委員一覧

【委員長】研修統括責任者(指導責任者)

氏名 所属(診療科) 役職
北野 雅之 和歌山県立医科大学(内科学第2講座) 教授

【委員】(日本消化器内視鏡学会指導医または専門医)

氏名 所属(診療科) 役職
尾島 敏康 和歌山県立医科大学(外科学第2講座) 講師
井口 幹崇 和歌山県立医科大学(内科学第2講座) 准教授
前北 隆雄 和歌山県立医科大学(内科学第2講座) 准教授
瀧藤 克也 済生会有田病院(外科) 院長補佐兼副院長 消化器病センター長
椿原 秀明 公立那賀病院(外科) 科長
岡田 和也 有田市立病院(内科) 副院長

専攻医の受入数

和歌山県立医科大学附属病院における専攻医の上限(学年分)は30名です。

  1. 和歌山県立医科大学附属病院に卒後3年目で内科系講座に入局した後期研修医は過去3年間併せて33名の実績があります。
  2. 和歌山県立医科大学附属病院には各医局に割り当てられた雇用人員数に応じて、募集定員を一医局あたり数名の範囲で調整することは可能です。
  3. 剖検体数は2013年度30体、2014年度22体です。
  4. 経験すべき症例数の充足について

和歌山県立医科大学附属病院中央内視鏡部診療実績

年度 通常検査 特殊検査 治療
2016年度 6,884 1,389 1,248
2017年度 7,022 1,891 1,850

上記表の件数は日本消化器内視鏡学会が定める、専門研修期間施設としての要件を充足する指導施設です。