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THE ART OF MEDICINEー若き心と腕に期待して

 The art of medicineとは、医学に関わる全てのskillを包含した言葉と解釈している。
即ち、診断学、検査学、治療、生活指導など各々の-ologyに共通した項目が、それぞれに最高の水準で実行されている状態をさす。その際、関わる医師の技術、人格も最高の水準に至るべく研鑽を積む必要がある。この意味で、皮膚科Dermatologyは、the art of medicineにふさわしい学問といえる。視診に始まり、嗅覚、触覚、聴覚を総動員して診断し、適切な治療を行うのである。治療すべき疾患は、まさに頭頂部から指趾末端の爪にまで及ぶ炎症性疾患、感染症、悪性腫瘍などであり、手技的には皮膚科独特の外用療法、手術、ケミカルピーリング、レーザー、抗癌薬などの化学療法等広範囲である。この意味では、プライマリケアあるいは総合診療を学ぶのに最もふさわしいといえる。そして、直接にしかも簡単に病状の変化を観察することができるため、基礎的あるいは臨床的研究が実感をもって行いやすい。

 和歌山県立医科大学皮膚科は、創立64年目を迎えるが、まだまだ若い教室である。このホームページを開いて、今なにが行われているかを感じ取ってください。そして、和医大皮膚科発のthe art of medicineを一緒に創造していきましょう。
 (和医大皮膚科HP 教授からの初版)

古川福実教授

皮膚科前教授:古川 福実

略 歴

皮膚科(和医大70年誌より)

Derma Dream

第114回 日本皮膚科学会総会
学術大会開催にあたって

和歌山県皮膚ガン
無料相談の歴史

自己炎症症候群との出会い

私はなぜ現在の科を選んだか

The art of medicine
-若き心と腕に期待して

皮膚科学は難しくない

研究のススメ

濱島語録

山田瑞穗
浜松医大皮膚科初代教授、元副学長
随筆、左右(とにかく)なんとか過ごしてはきたを掲載しました。

 
 
 

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