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霊長類におけるかゆみの調節機構に関する論文が掲載されました

掲載日 令和4年2月18日
責任著者 薬学部生体機能解析学研究室 准教授 木口倫一

痒みは生体表面の有害成分を排除するための警告系とされていますが、病的な痒みは生活の質を著しく低下させます。げっ歯類を用いたこれまでの研究において、脊髄後角の痒み伝達にはガストリン放出ペプチド(GRP)やニューロメジンB(NMB)が重要であることが示されてきました。本論文では、非ヒト霊長類(アカゲザル)を用いてそれらの発現や機能を精査し、霊長類での痒み伝達を担う神経ペプチド(GRPおよびNMB)の特徴を明らかにしました。これらの成果はヒトにおける痒みのメカニズム解明に繋がることが期待されます。

発表論文

Kiguchi N*, Ding H, Park SH, Mabry KM, Kishioka S, Shiozawa Y, Romero-Sandoval EA, Peters CM, Ko MC*.
Functional roles of neuromedin B and gastrin-releasing peptide in regulating itch and pain in the spinal cord of non-human primates.
Biochemical Pharmacology 2022

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