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和歌山県立医科大学・篤志献体

慰霊祭1

和歌山県立医科大学・篤志献体事務局では、自らの死後、医学教育のために自身の体を提供すると決意した人の登録を生前に行っております。

献体とは

医学系大学における人体解剖学実習の教材として自分の遺体を無条件・無報酬で提供することを献体といいます。 「自らの死後、遺体を医学の教育と研究のために役立てたい」と志した人が、生前から献体したい大学等に登録しておき、 亡くられた時、ご遺族あるいは関係者がその意志に従ってご遺体を大学に提供することによって、はじめて献体が実行されます。

解剖について

大学での人体解剖には3つの種類があります。
1つめは「系統解剖」です。正常解剖とも言いますが、医学生や若手医師が人体の仕組み・構造を学ぶための解剖です。2つめは「病理解剖」です。病気の進行具合や、治療の効果及び今後の病気の対策を研究するために役立てます。3つめは「法医解剖」です。異状死体の死因究明をするために行うものです。 献体に直接関係があるのは1つめの「系統解剖」です。

献体の意義

医学生が、医学の基礎となる人体の構造を、ただ知識としてではなく、実際にご遺体の血管・神経・筋肉・内臓等にふれて、自分の目と手で確かめながら習得します。 また、それだけでなく、「医師になるために、自分の体を使って勉強してください」という願いを込めて献体してくださった方のご篤志や、ご遺族のご厚意に対して、 学生は感謝の気持ちと、その期待に応えなければならないという責任と自覚を養うことになります。学識・人格・技量に優れた医師を養成するために、ご遺体が必要となっています。

和歌山県立医科大学で献体登録を行うには

登録されるにあたっての条件

下記の1から7のすべてを満たしていることが条件となります。

  1. ご本人の意志で登録を希望していること
  2. 原則、和歌山県内在住であること
  3. 6親等以内の親族1名以上が献体に同意していること
  4. ご遺体を和歌山県内で受け取れること
  5. ご遺骨を引き取るご遺族がいること
  6. 感染症(結核、肝炎、HIV、 MRSA感染症、梅毒、及びその他の重篤な感染症)の罹患歴やその疑いがないこと、及び関節リウマチなどで高度な関節の変形や人工関節など身体に欠損がないこと
  7. 献体登録者がご逝去された際に上記6についての確認を行うために、本学の献体事務関係者が、かかりつけ医院または病院等に問い合わせを行うことについて同意できること
献体登録申し込みについて

まず、献体のしおりを下のリンクよりダウンロードして、よく読んだうえで、ご家族にも十分にご説明ください。献体申込者とご家族で十分に納得していただきましたら、献体申込書(様式1)と献体登録同意書(様式2)のPDFファイルを下のリンクよりダウンロードし、A4の紙に印刷してください。 献体申込書と、献体登録同意書の記入にあたり、献体申込をされる方とご家族で同意していただける方の自署が必要でございます。

PDFファイルのダウンロードまたはファイルの印刷ができない方は、事務局より説明文書及び必要書類を郵送いたしますので、和歌山県立医科大学(073-447-2300)へご連絡ください。 「献体登録」と告げていただければ、直接担当者が対応します。(受付時間:平日10時から17時まで)

様式1,2に必要事項を記入し、事務局にご送付ください(申込本人および同意者の署名および捺印をご確認お願いいたします)。一か月ほどで、登録証をお送りいたします(ご登録後に住所や電話番号等を変更された場合は、新しい登録証をお送りいたしますのでご連絡ください) 。

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献体の手続きについて(詳しくはこちらをご覧ください)

献体登録されている方がご逝去され、ご家族全員が解剖に関してご承諾いただき、加えて、以下の1から12の項目に該当していらっしゃらない場合には、 すみやかに和歌山県立医科大学(073-447-2300)へご連絡をお願いします。「献体です」と告げていただければ、担当者が対応します。(平日10時から17時は、直接担当者が対応します。それ以外の時間帯は、後ほど担当者からご連絡いたします。)

  1. 原則、ご遺体を和歌山県内で受け取れない場合
  2. 遺骨の引き取りを確約していただけない場合
  3. 司法解剖や病理解剖が行われた場合
  4. 感染症(結核、肝炎、HIV、 MRSA感染症、梅毒、及びその他の重篤な感染症)の罹患歴がある場合、及びその疑いがある場合
  5. 関節リウマチなどで高度な関節の変形がある場合、及び人工関節がある場合
  6. 人口呼吸など長時間の延命処置を受けた場合
  7. 重篤な脳血管障害(脳卒中)で広汎な脳病変が予想される場合
  8. 癌転移・手術などで、広汎な臓器の病変・欠損がある場合
  9. 一か所でも臓器提供をされた場合(※臓器提供か献体のどちらかをご選択ください)
  10. 死後48時間以上経っており、臓器の腐乱が予想される場合
  11. 自殺、事故死、及び直接の死因が不明の場合
  12. ドライアイス等の保存処置なく、死後24時間以上経過した場合
下記の事柄について順次お尋ねいたします
  • 献体登録者の氏名・住所・献体登録証に記載された登録番号
  • 今後の連絡先(ご遺族代表者、病院、施設、自宅等)
  • 最期を看取っていただいた医師または病院の連絡先(ご遺体が献体に適しているかの確認のため)
  • ご遺体お迎えまでのご予定(お通夜・葬儀・告別式等の有無、お引渡しの日時と場所)
    ご遺体をお迎えに上がる手順は、一般には「病院やご自宅からすぐに大学へ移送」または「通夜(告別式)の後に大学へ移送」になります
下記のものをご用意ください
  • 死亡診断書のコピー1通 (感染症の罹患歴を必ず記入)
  • ご遺族代表者の印鑑(認印可)
    ご遺体のお迎え時に「解剖に関する承諾書」へ、ご遺族の方に署名と捺印をしていただきます。
  • 火葬許可書(市町村役場で死亡届を提出した際に受け取れます)
    その際、斎場を「和歌山市斎場」とご指定ください。なお、大学からの書類が必要となる市町村役場がありますので、この場合、大学の係員がご遺族の方に同行し、手続きを行ないます。
    詳しくはご連絡された際にご説明させていただきます。

遺骨の返還について

お預かりいたしましたご遺体は、3カ月間に亘る解剖実習のあと、一体一体丁重に和歌山市斎場で火葬の上、ご遺骨とさせていただきます。ご遺体を使用しての実習が終了しましたら、ご遺族の方に、火葬とご遺骨のお返しについてお知らせいたします。また、この時に分骨の有無、ご遺骨返還のご都合の良い日時等についてもお尋ねさせていただきます。なお、ご遺骨は、原則、大学でお引渡しさせていただきますが、ご遺族のご希望によってはご自宅へ持参させていただくことも可能です

献体された後、ご遺骨がご遺族に返還されるまでの期間はおおよそ1~2年、長い場合は3年以上かかる場合もございますことをご了承ください。

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慰霊祭について

慰霊祭2

和歌山県立医科大学では、毎年10月に医学の進歩と発展のために自らのご尊体を医学の教育・研究に捧げられた崇高なご遺徳を偲び感謝するため、篤志解剖体慰霊祭を和歌山県立医科大学講堂で執り行っております。篤志解剖体慰霊祭では、ご遺族、来賓、教職員、医学部と保健看護学部の学生が出席し、出席者は祭壇に献花し、手を合わせて故人を偲んでおります。

よくあるご質問

Q1: 献体する場合でも、通夜・告別式はできますか?
A1: できます。通常、ご葬儀後に、ご遺体は出棺して火葬に向かうことになりますが、 献体される場合は、私共がご遺体をお預かりして本学にお連れさせていただきます。この場合、ドライアイスでご遺体の温度が上がらないようお願いいたします。
 
Q2: 献体後、ご遺体との対面はできますか?
A2: ご遺族の皆様が最後のお別れをなされた後に、お預かりさせていただきます。それ以降のご遺体との対面はできません。
 
Q3: 臓器移植やアイバンクへの登録と同時に献体登録は可能ですか?
A3: 献体登録は可能ですが、臓器提供等をされた場合はお引き取りできませんので、ご了承願います。
 
Q4: 献体に関してどのような負担がありますか?
A4: ご遺体の大学への移送費用と火葬費用については大学が負担いたしますが、それ以外の費用は大学では負担できませんのでご理解の程よろしくお願いいたします。
 
Q5: 遺体の引き取りは逝去後すぐに大学へ移送してもらえますか?
A5: ご遺体のお引き取りは、大学の事務手続き上9時から20時までとさせていただいております。引取時間外でのご逝去となった場合、ご逝去された病院の都合によっては ご遺体を一度ご自宅か葬儀場で安置する必要がございます。その場合に発生する移送費用は、大学では負担できませんのでご理解の程よろしくお願いいたします。
 
Q6: 献体してから遺骨の返還までどの程度かかりますか?
A6: おおよそ1年から3年間くらいかかります。
篤志献体事務局
〒641-8509
和歌山県和歌山市紀三井寺811-1
073-447-2300(代表) 電話交換手に篤志献体事務局とご指名ください。