和歌山県立医科大学泌尿器科 Department of Urology Wakayama Medical University

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 近年、著しい増加傾向にある前立腺癌をはじめとする尿路性器悪性腫瘍、高齢化社会に伴って増加の一途にある前立腺肥大症や神経因性膀胱による排尿障害、本邦でも社会的認識の高まりつつある男性性機能障害など、泌尿器科医療のニーズは益々高くなってきています。泌尿器科はまさしく21世紀を担う重要な診療科のひとつであると考えられます。しかしながら、一般外科と異なり、全国的に勤務医、開業医とも不足しているのが実情であり、当教室においても将来有望な若手医師を広く募集しています。

 和歌山県立医科大学泌尿器科学教室は前新家俊明教授の退職後、2007年5月1日より、原 勲先生が第4代目の教授に就任し、現在、新しい教室作りを進めているところです。教室では腹腔鏡手術をはじめとする最先端の泌尿器科医療を導入するとともに、和歌山の地域医療に貢献すべく、広く泌尿器科全般を対象として低侵襲でQOLを重視した治療の実践を目標としています。また、患者さんとのコミュニケーションを重視し、早期より医師としての人間性を高める指導にも重点をおいています。

 ここでは、皆さんが志望科や医局を決めるときに生じる“迷い”や“戸惑い”に対してQ&Aの形式でお答えしています。私たちの教室に興味を持たれたり、さらなる疑問が生じた場合は、メールで是非ご連絡ください。
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Q1 卒後研修システムどうなっていますか?

卒後臨床研修から泌尿器科専門医や学位の取得まで一貫したシステムができています。

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Q2 留学はできますか?

最先端の泌尿器科医療および研究を学ぶべく、国内外を問わず積極的に留学を推奨しています。

国内留学としては、現在、大学院生が札幌医科大学病理学教室で腫瘍免疫学の研究を行っています。
また、海外ではこれまでにJohns Hopkins Universityをはじめ、University of Pittsburgh、University of Massachusettsなどへの留学経験があります。
また、原教授の留学先でもあるMemorial Sloan-Kettering Cancer Centerなど豊富な受け入れ先を確保しています。

 

Q3 関連病院はありますか?

当教室の特徴のひとつは関連病院の質が高いことです。和歌山県下のおよび大阪府下南部の主要な公立病院が網羅されています。全国的に医師引き上げの風潮にある中、現在、13施設に教室から泌尿器科医を派遣して地域医療に大きく貢献しています。また、和歌山県南部の病院は自然にも恵まれ、温泉、釣り、おいしい魚介類などが日常診療で疲れた心を癒してくれることでしょう。なお、各自の勤務先については、年に一度希望調査を行い、できるだけ本人の希望に沿った人事異動ができるよう配慮しています。

 

Q4 和歌山県立医科大学卒業でなくても大学スタッフや部長になれますか?

当教室に入局した他大学(佐賀医大、香川医大、大分医大、近畿大学など)出身の先生が大学や関連病院に勤務しています。
他大学出身者も和歌山医大卒業者も全く同じシステムで研修しており、将来的に大学スタッフや関連病院の部長としての活躍が可能です。

自学出身者のみで教室をつくり上げるのは、教室の発展や社会的要請に応える上でも望ましくありません。全国より優秀な人材を集めて医局の発展を図ることが大切だと考えています。

 

Q5 泌尿器科のドクターは男性がほとんどみたいだけど、女性でもやっていけるの?

当教室には、これまでに4名の女性医師が入局し活躍しています。

全国的にも女性の泌尿器科医が増加傾向にあり、日本泌尿器科学会も積極的に女性泌尿器科医の育成を進めています。
女性に多い尿失禁や尿路性器脱などを対象としたFemale Urologyといわれる分野が確立していますし、泌尿器科全般としても高齢者が多いため、優しい女性医師の診療を受けて喜ばれている患者さんが多くみられます。

泌尿器科医が不足している現状や泌尿器科診療の特性からみても、多くの女性医師の参入が求められており、当教室では結婚後の勤務先、出産・育児休暇などの環境に配慮することによって優秀な女性泌尿器科医に活躍して頂くことが地域医療の充実や教室の発展に重要であると考えています。

 

Q6 教室の雰囲気は?

一所懸命に働いて目標を達成した後には、自分に「小さなご褒美」をあげることも大切です。

宴会が趣味という原教授のもと教室員一同での食事会や宴会には事欠きません。
他大学では初期研修に泌尿器科を選択する人が少ないようですが、当教室には常に2、3人が研修に来られています。これは診療科としての魅力や研修システムの充実のみならず、何よりもアットホームな教室の雰囲気によるものではないかと自負しています。

教室でのレクリエーションも豊富で、教室員のみならずコメディカルとの親睦を深める絶好の機会ともなっています。

 

 

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