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研修医募集Resident

当科小児科医キャリアプラン
〜先輩に学ぶ〜

ーT先生(男性医師10年目)の場合ー

 私は和歌山県立医大出身で、そのまま母校の小児科に入局しました。後期研修1年目から関連病院(紀南病院・ひだか病院)で2年間研修、その間に大学病院で1年間研修を行いました。後期研修中は一般臨床の経験と手技の上達が重要と考えており、自分一人で治療まで完結させる市中病院の研修は後期研修医として必要な時間でした。一方で、大学では重症例へのチームでの対応の仕方、論文作成に触れました。特に市中病院ではあまり出来ない論文の書き方を指導してくれる期間が研修期間中にあったことは非常によかったと思います。当病院の後期研修期間はほぼ全員が大学病院を1年間、関連病院を2年間研修します。研修期間中に小児科専門医に必要な研修条件・症例をすべてカバーできることが出来るため、後期研修終了時には最短で小児科専門医を取得することが出来ることもメリットかと思います。
 専門医取得後は、一般小児科医として市中病院で働く先生と、サブスペシャリティの取得を目指す先生とに分かれます。自分の専門は小児循環器を選択し医師8年目に国内留学を行いました。留学は非常に多忙でしたが、発見が多く非常に有意義な期間でした。留学は派遣期間が決まっていることがデメリットですが、留学後も働ける場所を確保してくれており、私のワークライフバランスの安定によかったと思います。当病院ではすべての専門分野で留学実績があり、留学前後のサポートしてくれる体制が整っています。

ーK先生(女性医師8年目)の場合ー

 私は近畿大学医学部を卒業後、地元である和歌山に戻り、当大学病院で初期研修を受けたのち、小児科に入局しました。
 3年目(入局1年目)から関連病院(紀南病院・新宮市立医療センター)で2年間後期研修を行いました。市中病院での研修では一般小児科として、感染症を中心にcommon diseaseを多く経験しました。専門医レポートのために必要な症例も、ほとんどはこの2年間で経験できました。そのほか、予防接種や健診業務にも多く携わりました。
 5年目からは大学に戻り、重篤な基礎疾患のある児、関連病院からの紹介・転院症例を経験しました。同年の7月から産休に入ることになっていたので、6月以降は当直を免除してもらいました。産休に入ってから専門医取得のための論文作成を開始、出産までの間にほとんど形にしていたので、8月に出産後はゆっくり育児に取り組みながら論文の仕上げをして、翌年3月に雑誌掲載に至りました。6年目の10月に大学復帰後は病棟で2か月、NICUで4か月勤務しました。フルタイム勤務でしたが、当直回数は月1回程度にしていただきました。しばしばこどもの発熱等で早退・欠勤することがあり、周りの先生にたくさんサポートしていただきました。大学での研修期間は限られていたため、レポートに必要な症例を重点的に担当させていただきました。
 7年目からは関連病院である公立那賀病院でフルタイム勤務しています。まだこどもも小さいため、平日の夜間待機はなしで、週末の当直を月2〜3回程度しています。
 専門医試験は最短で医師6年目(入局4年目)の時に受験できるのですが、大学病院で必要な研修期間とレポート症例が不足していたため、受験は7年目に見送りました。7年目(2020年度)の専門医試験はコロナの影響で中止(翌年に延期)になり、8年目でやっと受験でき、無事合格することができました。
 今後は一般小児科診療をしながら発達相談等に関わりたいという思いがあり、現在は週1回大学病院での研修日を設けていただき、発達外来の勉強をしています。
 こどもを持つ前と後でライフスタイルは大きく変わりますが、当直や待機の日数を調整していただき、体力的・時間的負担が減るよう配慮していただきました。また、子育てしながらでも専門医取得や専門分野の勉強ができるよう、サポート体制が充実しています。

新専門医制度研修プログラム

和歌山県立医科大学小児科研修医プログラムを公表します。プログラム制による研修を原則としますが、諸事情によってはカリキュラム制による研修も可能です。詳細は、PDFファイル(849KB)をご参照ください。機構による審査の結果、修正・変更がありうることをご承知おきください。(2022年3月1日)

和歌山県立医科大学小児科学教室

〒641-8509 和歌山市紀三井寺811-1
TEL.073-441-0633(9時〜17時)


和歌山県立医科大学
小児科学教室
和歌山県立医科大学小児科学教室

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和歌山市紀三井寺811-1
TEL 073-447-2300(代表)