当科入院診療について

 当科の病棟は、2016年1月に5床よりスタートし、以下のような疾患に関し診療を行っております。8月から7床へ、さらに12月からは8床へと増床されましたが、それでも常に満床の状態となっており、病床稼働率は100%をこえています。(2016年の診療実績は別図の通りです。)

  • 全身性エリテマトーデスの急性期(腎障害、中枢神経障害、血液障害など)
  • 多剤抵抗性の関節リウマチ、あるいは悪性関節リウマチ
  • 初発あるいは合併症の多い強皮症
  • 多発性筋炎/皮膚筋炎の初発時あるいは症状増悪期
  • 膠原病関連間質性肺炎あるいは肺高血圧症
  • 血管炎症候群(結節性多発動脈炎、大動脈炎症候群、多発血管炎性肉芽腫症など)
  • 抗リン脂質抗体症候群の血栓症状
  • シェーグレン症候群の腺外症状
  • ベーチェット病急性期
  • 成人スティル病急性期
  • 多関節炎あるいは筋肉痛を伴う不明熱(38℃以上)
  • IgG4関連疾患の診断と治療
  • 原因不明の炎症反応高値あるいは自己免疫反応陽性など診断がつかない患者さん
  • その他、リウマチ・膠原病およびその他の自己免疫疾患が疑われ、かつ急性期と考えられる患者さん

 膠原病・リウマチ性疾患は全身の合併症を来たすため、他診療科との連携や、リハビリテーション(入院中のみ)も適宜行っております。不明熱については、紹介患者も含め数多くの患者さんを診療しておりますが、血管炎や成人スティル病のみでなく、血液疾患や感染症も念頭におき、全身的な精査による確定診断を心がけています。(代表的な例として、他院より成人発症スティル病疑いとして当科紹介されましたが、日本紅斑熱と診断し、抗菌薬の投与で軽快した患者さんもおられました。)

また、毎月2~3名程度の研修医を受け入れており、入院診療、症例検討会などを中心とした教育もあわせ行っております。

 当院は特定機能病院であり、急性期の治療が中心となります。またベッド数が限られております関係上、入院に関し、患者さんやご紹介いただいた先生方にご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

当科の入院診療状況

トップへ

nyuin