シンボルマーク脳神経外科wakayama medical university

 

外来患者様の皆様
 
 

覚醒下手術

覚醒下手術

 大脳運動野や言語野の近くにある腫瘍の手術では、しばしば運動マヒや言語障害が後遺症として出ます。当科ではこれらの後遺症を防ぐため、手術中に患者さんを覚醒状態にして、術者と話をしながら手術を行っています。恐ろしいように思われるかもしれませんが、そのようなことはありません。手術中に運動マヒや言語障害のないことが確認できてとても安全な手術法です。現在まで(平成17年8月)23例にこの手術を応用し、術後後遺症はわずか1例に見られたのみです。日本中の脳神経外科でこの手術法が始められようとしていますが、当科はその指導的立場にあります。


術中ナビゲーション

 当科では手術中にナビゲーションを使用して、手術の位置と腫瘍などの病変の位置を確実に把握してより安全な手術を行っています。ステルスと呼ばれるナビゲーション装置を使用しています。すでに200例以上にこの方法を応用してよい成績を出しています。


術中CT

mobileCT CTスキャンは通常、中央放射線部にどっかと備えられ、患者さんがそちらに出かけて診断を受けています。和歌山県立医科大学では携帯用のCT(mobile CT)を購入して手術室にCTを搬入して手術室で手術をしながらCTを撮影しています。腫瘍の取り残しがないか、予期せぬ出血がないかが確認でき、手術成績が向上しています。この装置を導入している施設は日本ではまだ数施設にとどまっています。