和歌山県立医科大学国際交流センター
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留学生の体験談

体験談

コンケン大学救急コンペ体験記
和歌山県立医科大学医学部 6年生 奥村 晃平

私は2017年3月31日から4月3日までICEM2017に参加させて頂きました。ICEMとは、International Challenge of Emergency Medicine and its related basic sciencesを意味し、救急医療の重要性の再確認や国際交流を目的にコンケン大学主催で今年2回目の開催となります。今年度は東アジア・東南アジアから8か国、計23チームが参加し、日本からは和歌山医大が参加しました。予定は主にCompetitionとActivityの2つに分かれていました。
Competitionは1st round(上位16チーム勝ち抜け)、 2nd round(上位4チーム勝ち抜け)、 Final roundと勝ち抜け方式で、1st roundはMCQとSpot diagnosisの2部構成です。MCQは公表されている参考図書の付属問題集を元にして、救急の先生の指導の下、定期的に勉強会を開催したこともあり、それなりにできましたが、Spot diagnosisは歯が立ちませんでした。Spot diagnosisは写真だけをみて病名などを答える形式で、解答は専門用語で英語で書くことが求められます。スペルミスは0点となり、日本語でわかるものの英語が書けないという歯がゆい思いをしました。これが足を引っ張り、1st roundを突破することができませんでした。2nd round、Final roundも見学しましたが、他国の学生の圧倒的な知識量や技能の高さに自分の努力の足りなさを痛感すると同時に、同じ医学生のそのような姿をみてモチベーションもあがりました。他国では母国語の教科書がなく英語の教科書を使用するため、それを理解するために猛勉強するそうです。日本では日本語の教科書という甘えがありますが、それ以上に英語を習得するには、絶対量の努力が必要であると感じました。思い返せば今までも英語で交流する機会は多々ありましたが、なんとも思わず流してきたことを反省し、今後は積極的な姿勢でできるだけ参加していきたいと考えております。
Activityにおいては、タイの伝統的なお祭りであるSongkran festivalやナイトマーケット、スパ・タイ式マッサージ、名所の観光、Medical tourなど様々な機会を通してタイの文化や医療に触れることができました。私が最も感じたのは、タイの方々のおもてなしの心でした。コンケン大学の方々は学年を超えて皆一丸となり、少しでも楽しんでもらおうと、我々に尽くしてくださり、予定や困っていることなど細かいところにまで配慮して頂きました。Farewell partyではnational costumeとしてハッピを着て、盆踊りを踊りました。他国の方々は日本が好きという方が多く、みんな一緒に踊ってくれて、日本の文化の1つを共有できたことを嬉しく思います。また、友達同士でのメッセージ交換やイルミネーションなど最後の最後まで来てよかったと思える内容で、心を打たれました。可能であれば来年も参加したいと心の底から思います。
このイベントを通して、数十人のかけがえのない友達ができました。お互いの国に行ってそれぞれ案内をする約束まで仲を深めることができた友達もいます。今までまともに日本語以外で喋ったことがない中で、さまざまな国の方と話せたのは新鮮で、視野が広がるというのはこういうことだと実感しました。国際交流という点でもこのイベントは最適であり、後輩諸君も是非ふるって参加していただきたいと思います。
最後になりましたが、今回の参加に関して、国際交流センターの林さん・改正先生には何から何までお世話になりました。救急スタッフの加藤先生には直々にご指導頂き、置塩先生は多忙な中引率して頂き、的確なアドバイスを何度も頂きました。岡村学長、奥田育英会の皆様には金銭的に支援して頂きました。その他ご協力頂きました大学の皆様、タイでお世話になった方々などこのコンペに際してお世話になったすべての方々に心から感謝申し上げます。私自身も救急医療の道を歩む決意です。今日からまた精進してまいります。
                 TEAM WMU                                  International friendship forever...

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