和歌山県立医科大学国際交流センター
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留学生の体験談

体験談

UC Davisでの基礎配属について
門脇 友維

   私はこの度、基礎配属でUC Davisに2か月間、留学させていただきました。 この留学で多くの素敵な方々に出会い、貴重な経験をたくさんさせていただきましたので、報告させていただきたいと思います。
   まず、研究室についてですが、私はUC Davisの皮膚科のMin Zhao先生の研究室に2か月間お世話になりました。研究室はサクラメントにあり、ホームステイ先のディビスから毎日30分ほどバスに乗って通っていました。研究室のほとんどはMin Zhao先生をはじめ中国人の先生方や院生の方々でしたが、日本からの先生もお一人いらっしゃいました。実験など、その日本人の中島先生に教えていただきました。初めてのアメリカの研究室で、言葉や実験など不安なこともありましたが、中島先生と日本語でお話しできてリラックスでき、とても心強かったです。実験のほかにも、いろいろと気遣っていただき、大変お世話になりました。研究室は、細胞移動や創傷治癒についての研究がメインで、特に、electrotaxisというとても興味深い分野の研究でした。Electrotaxisとは、「傷などで組織が破壊されたとき、組織に発生した電流の流れや電場の向きを細胞が感知して、細胞が創傷部位に移動する」、という説です。中島先生は、このelectrotaxisにおいて細胞がどのようにして電場を感知しているのか、ということについて研究されていました。私はおもにパソコンで中島先生のデータの解析のほか、免疫染色や細胞培養などもさせていただきました。解析では興味深い結果も残せて、2か月間とてもおもしろく実験させていただきました。これから、このテーマがどのように発展するのか、とても興味深いです。
   研究室のお昼ごはんの時間は、毎日先生方や院生さんたちと一緒にお弁当を食べました。私は、前日の晩御飯の残りやサンドイッチを作って持っていきました。毎日お昼の時間になると、院生さんたちが「ユイ、ランチ食べよう」と声をかけてくれるのが嬉しかったです。研究室のみなさんと、日本、中国、アメリカの文化や週末の過ごし方や研究の話など、いろいろなことを話し、とても楽しかったです。日本のアニメや映画などを中国人のみなさんもよく知っていたので、共通の話題になりました。お互いに英語で話しましたが、伝わりにくいときは漢字を書くとすぐに理解できることもあり、お互いに漢字を通して言葉を共有できたことがとてもおもしろかったです。みなさんはいつもにこやかで明るくとても親切で、私をあたたかく受け入れてくださいました。私が日本に帰る直前、院生さんたちが中華料理のホームパーティも開いて下さったり、またケーキも作って下さいました。2か月間、みなさんに仲良くしていただけてとても嬉しかったです。
   生地さんの研究室の泉屋先生にも大変お世話になりました。生地さんと一緒に、サクラメントのおいしいラーメン屋さんや、サクラメントのNBAチームの試合に連れて行っていただきました。また、先生のご自宅で、中島先生やご家族、ほかの日本人の先生方も集まって日本食パーティも開いて下さり、とても楽しかったです。

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