和歌山県立医科大学国際交流センター
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留学生の体験談

体験談

臨床留学体験記                                           和歌山県立医科大学 花篤弘一

  今回、大学の選択ポリクリ制度を利用してワシントン大学 University of washington Medical Center にて臨床実習をさせていただきました。
一か月という非常に短い期間ではありましたが、充実した毎日を送らせていただきました。このような機会を与えていただいたことを大変光栄に感じるとともに、ご尽力いただいた坂口教授、国際交流センターの林様並びに諸先生方に心より感謝申し上げます。また現地では当大学出身でワシントン大学の麻酔科医としてご活躍されている富樫先生に多大なるご協力を賜りましたことを感謝申し上げます。
 配属は麻酔科で手術やICUを見学しました。肺移植や心移植などでは日本では見学できないということもあり、非常に興味深かったです。またICUで術後の管理を継続的に見学させてもらえたので、全体的に患者に関わっていくことが可能でした。ICUにおいては、毎日朝から始まるラウンドに参加させていただきました。患者のプレゼンテーションを行いラウンドの後一人一人の患者に対する処置などを見学させてもらいました。ここでは、日本との医療制度の違いを強く痛感することができました。全員分のカルテを読み取りしましたが、会話についていくのに必死で英語力不足を痛感し大いに反省しています。
 富樫先生のご紹介で一日だけ、ハーバービュウメディカルセンターの救急科を見学させていただきました。こちらの救急はtraumaで非常に有名で、外傷(特に銃器損傷)を中心にさまざまな患者を診させていただきました。たった一日でしたが、非常に多様な患者に出会うことができ、衝撃を受けることが多くありました。
 これらの実習を通じて得たものは、私が日本でまだ知らなかった医療技術などの知識の一部を知ることができたのももちろんのこと、それ以上に医療に関する様々なものの違い、経営に関する考え方の違い、それぞれの国における長所短所などを垣間みることができたことです。これらのことを医学生が経験することは、学生の意識を高めるとともに日本の医療がより良いもの変化して いくきっかけの一つになるのではないかと考えます。 
 今回の実習を実現させるために協力してくださった多くの諸先生方に重ねて心より御礼申し上げます。      
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