和歌山県立医科大学国際交流センター
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センター長挨拶

センター長挨拶

センター長

   和歌山県立医科大学では、歴代学長・歴代国際交流センター長のご努力により国際交流を積極的にすすめています。国際交流協定については、平成27年度までに種々の機関(山東大学、上海交通大学医学院、香港中文大学医学部、コンケン大学医学部、マヒドン大学公衆衛生学部・看護学部、ブラパ大学、チャールズ大学第二医学部、ミャンマー保健省、ベトナム保健省、韓国延世大学医学部、米国ハワイ大学医部、韓国高麗大学医学部、ミャンマーヤンゴン第1医科大学、ヤンゴン看護大学)と締結しており、さらに平成28年度には韓国亜洲大学とも締結しました。国際交流協定校の数は、年々飛躍的に増えている状況です。
   学生の国際交流としての医学部学生の海外派遣については、3年生の基礎配属期間中に基礎医学研究の目的で、6年生のポリクリ期間中には臨床実習の目的で実施しています。保健看護学部学生は、ハーバード大学ジョスリンキャンプ、香港中文大学看護学部へ海外派遣しています。本学から海外の大学に派遣する学生の数は、平成26年度臨床2名、基礎4名、保健看護3名、平成27年度臨床3名、基礎7名、保健看護8名、平成28年度臨床7名、基礎3名、保健看護5名という状況です。
   海外派遣した学生には報告会を行ってもらっています。そこでは、海外の大学の実態を肌で感じ、外国の医学部・看護学部学生と交流し、異文化に触れ、今までの自分からはブレイクスル―をおこした生き生きとした発表が聞くことができます。たとえば、ハワイ大学では、毎朝6時半から回診があり、医学部学生でも約20名の患者を受け持っていること、回診時の患者のプレゼンテーションの準備に深夜3時に病院に行ったこと、そして一番重要なことは、それほど厳しい経験をしても、「ハワイ大学に行って良かったです」と生き生きと語る学生がいるということです。今後の人生でこのような体験を生かし、更に勉学に励み、すばらしい医師、看護師となってもらえることを期待しています。
   海外の学生については、平成27年度には20名、平成28年度には30名の協定校の医学部・看護学部学生を受け入れています。この他にも、協定校以外の大学の学生も受け入れています。また、国際交流協定校である山東大学とは、隔年で学生の派遣と受け入れを繰り返しています。平成29年度は、山東大学へ本学学生を派遣する年度になります。本学の学生と山東大学の学生が笑顔で話している姿を見ていると、学生同士の交流が活発にすすみ、本学学生が海外の学生と友達になり、大きく視野を広げてくれていることがわかります。日中の両大学が更に交流を深めることを期待しています。
    若い時は、いろいろなことを体験するべきだと思います。人種の違い、宗教の違い、文化の違い、そして米国の学生が非常によく勉強する姿を目で見て、米国流の臨床実習の激しさを体験するとよいと思います。そういう体験、刺激が、将来すばらしい医師・看護師として成長するドライビングフォースになることを期待しています。
   大学院生については、海外からの大学院生を歓迎しています。修士課程、博士課程にフィリピン、中国、ベトナム等からの大学院生が在籍しています。また、ポスドク・研修医としてミャンマー等多くの国からの留学生が本学に在籍しています。
   教職員の国際交流については、特に教員・医師の海外留学の多くは所属する教室・医局単位からの留学が主体になると思いますが、平成28年度からは国際交流センターが中心となり、初期臨床研修医の海外短期留学の事業も実施しています。若く医師免許を授与されたすぐの時に、米国流の研修の激しさを体験してきてもらおうと思っています。その体験が、医師としてのprofessional behaviorを決定するかもしれません。特に山東大学とは、隔年で教員の派遣と受け入れを繰り返し、学術交流の講演会を行い、国際交流を暖めています。
   このように、和歌山県立医科大学医学部・保健看護学部と海外の大学等との国際交流を益々発展させていこうと思っています。今後とも国際交流センターへの力強い御支援・御協力、よろしくお願いいたします。

国際交流センター長 改正 恒康