研究活動

心エコー図

心エコー図検査が臨床で盛んに用いられるようになって30年近くになります。
この間に、弁膜疾患や先天性心疾患、心筋・心膜疾患、虚血性心疾患などの循環器疾患の診断および正確な病態把握に広く利用され、日常臨床に必要不可欠な検査法となっています。
これは、患者さんへの侵襲がなく、安全で簡便な検査法であることと、装置の改良・開発により高品質の画像が得られるようになったことなどが大きいと考えられます。
それに伴い、従来のBモード法、Mモード法やカラードプラ法に加え、組織ドプラ法やティッシュトラッキング法、三次元エコー法などの新たな方法が登場し、循環器疾患の評価に用いられ始めています。
しかし、未だ解明されていないことも多く、世界中で様々な研究が進められています。
当科においては現在、数種類の超音波装置を備え、各装置の特色を駆使しながら日常臨床に活用しています。
またこれらを用い、各疾患における新たな病態の解明や、両心室ペーシング法の適応および評価の検討など、臨床研究も進行中です。
我々は心エコー図検査を、患者さんに最善の治療を行う上で大いに役立てられるよう、診断技術の向上および研究に、日々邁進しています。

図1 三次元エコー(ファロー四徴症)
心臓の立体的構築やその動きをありのままに観察できる。
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図2 組織ドプラMモード法
左室局所心筋ストレインを、内膜側、外膜側に分け、経時的に解析できる。
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図3 2Dティッシュトラッキング法
左室セグメントの壁厚方向のストレインは右図のようにグラフ化できる。
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