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初期研修プログラム後期研修プログラム

平成26年度採用願いは、平成25年12月中旬までに 
古 川 へ !!

日本皮膚科学会専門医,日本アレルギー学会専門医の研修指定講座です。
全国最多の日本皮膚科学会美容皮膚科・レーザー指導専門医がいます。

採用にあたって簡単なインタービューあります。
(皮膚科らしくざっくばらん版)
2年間の初期研修を終了しようとしているみなさん、
和歌山県立医大皮膚科では、こんな研修ができますよ。

 皮膚疾患を診断するには、患者さんの話に耳を傾け、皮疹をよく観察することから始めます。後期研修では、患者さんの背景と皮疹から、鑑別診断を列挙する訓練を行います。視診の補助手段として、ダーモスコピー超音波検査の手ほどきを受けることも可能です。
外来では、専門医の診察を見学し、問診のポイントや皮疹を見るコツを習得します。早い人は、後期研修がスタートして、数か月で外来診察を開始します。自分の目で観察して、わからないことは、専門医に訊ねて、知識を広げてください。外来診察のエッセンスを伝授する当教室独自のミニレクチャーも用意されています。
 皮疹を診ることに少し余裕が出てきたら、光学顕微鏡レベルでは、どうなのか、まず想像してみてください。皮膚生検や簡単な外来手術は指導医のもと、積極的に行ってもらいます。自分で切除した標本は自分で観察し、予想通りであったか確かめてください。その後で、指導医の助言を受けることができます。それ以外にも、代表的な皮膚疾患については、初心者向けの病理組織勉強会が定期的に行われます。
 後期研修課程で、common diseaseは、ほとんど経験することになりますが、より深く学びたいという方、当教室が重点を置いている分野の1つが、免疫アレルギーです。免疫アレルギーが病態に深くかかわる皮膚疾患、たとえば、膠原病や自己免疫性水疱症、薬疹について幅広い知識を修得することが可能です。免疫組織の手法は、1人で行えるようになりますし、皮内テストプリックテスト貼布試験など、アレルギー皮膚疾患の基本検査は、ルーチンに施行しています。MEDMPD光貼布試験などの光線検査にも習熟してもらえます。
 治療については、全身療法外用療法を問わず、適応、使用法副作用、禁忌を充分理解してもらいます。全身療法では、抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗腫瘍薬、免疫抑制薬、副腎皮質ステロイド、消炎鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬のほか、レチノイドやDDS、血漿交換にも熟知してもらいます。外用療法では、副腎皮質ステロイド外用剤、非ステロイド抗炎症剤、保湿剤、免疫調整外用剤、ビタミンD3外用剤、抗真菌剤、抗潰瘍剤が中心となります。また、皮膚外科レーザー療法については体験する機会が多いのが当教室の特徴です。光線療法も随時施行しています。
当教室は、アトピー性皮膚炎やケミカルピーリング、血管炎、ざ瘡、じんましん、疥癬などのガイドライン作成にも積極的に関与してきた経緯があり、系統的な治療法が、比較的短期間で習得できると考えられます。
 また、当教室は、大学病院に所属し、全身性疾患に伴う皮膚病変と遭遇する機会が多いのも特色の1つです。各臓器と皮膚疾患の関わりについてのミニレクチャーも行われています。
最後に、当教室で研修を行うと、2か月に1回くらいの頻度で、全国の大学や病院の最先端で活躍されている先生の講演を聴くことができ、これは非常にためになると、毎回好評です。

<一応の目安版>(HOMEのDermaDreamも参照して下さい)

後期研修
目標:皮膚科専門医を目指す。日本皮膚科学科入会、5年間後に資格を得る。その間、学会発表、論文、講習会の所定の単位を得る。資格を満たした後は、専門医試験を受ける。
更に、皮膚悪性腫瘍美容皮膚・レーザー指導専門医コースがあります。
学ぶべき事:皮膚科全般。
専門医を取得後は、アレルギー、リウマチ膠原病、皮膚外科、皮膚腫瘍学、皮膚病理学、美容皮膚科などの専門性を徐々に習得するようにする。
コース:
 1年目 和医大皮膚科あるいは関連病院で上記の皮膚科臨床基礎を学ぶ。
 2年目 和医大皮膚科あるいは関連病院で上記の皮膚科臨床基礎を学ぶ。
 3年目 各人の希望を聞き教室の状況を判断から、おおむね、
  1)和医大皮膚科で臨床を続ける、
  2)大学院 (勤務しながら研究生活を送る社会人大学院もいます)、
  3)関連病院で研鑽、などのコースがあります。
その後は、外国留学、国内留学などのコースがあります。ちなみに、過去、米国コロラド大学、米国ケースウエスタンリザーブ大学、京大膠原病内科に留学しています(ほぼ2年間)。
■ 皮膚科を考えている君は、大至急 古川教授まで連絡を。
和歌山県立医科大学皮膚科
〒 641-0012 和歌山市紀三井寺811-1
電話 073-441-0660 , 073-441-0661
FAX 073-448-1908
E-mail:
dajs@wakayama-med.ac.jp
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