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研究概要

 急性臓器不全・重症病態に対する診断・治療法に関する様々な基礎研究・臨床研究をメインテーマとしています。また病院前救護に関する研究として、和歌山県病院前心肺停止症例に関するウツタインスタイルによる集計や、ドクターヘリによる傷病者の処置および搬送効果の研究、心肺蘇生術(BLS・ACLS)教育普及効果による心拍再開率と社会復帰率に関する研究、および外傷症例での評価・処置(JPTEC/JATEC)の教育普及効果による予後に関する研究なども行っています。

1. 基礎研究テーマ

  • High performance membraneの素材と接着分子およびサイトカイン産生・吸着
  • 深在性真菌症におけるPCR法・フローサイトメトリー法による迅速診断法の開発
  • 侵襲における好中球活性酸素および細胞内エラスターゼ活性
  • 皮膚創傷治癒におけるTNF-α・osteopontinの影響・役割
  • ショック肝における肝組織中フリーラジカルに関する研究
  • IFNγ・STAT1・PAI-1シグナル抑制による緊急手術後腸管癒着予防法の開発
  • 急性動脈出血TAEにおける塞栓物質(ゼラチンスポンジ・NBCA)の効果
  • 凝固障害時の急性動脈出血TAEにおけるトラネキサム酸併用の効果
  • 人工呼吸/陽圧換気が循環動態に与える影響

2. 臨床研究テーマ

  • ALI/ARDSにおけるNO吸入の効果
  • ALI/ARDSに対する好中球エラスターゼ阻害剤の効果
  • ALI/ARDSにおける肺胞洗浄液中好中球活性酸素活性の動態
  • 急性間質性肺炎における活性酸素産生とステロイドの効果
  • 持続血液浄化における活性酸素の産生について
  • 重症腎不全患者に対する高流量血液濾過の予後に関する多施設無作為比較試験
  • 敗血症性ショックに対するPMX-DHPの効果
  • 敗血症におけるサイトカイン吸着療法の予後に関する多施設無作為比較試験
  • SIRSにおけるNO系およびcGMPの動態
  • ショック・MOF時の臓器循環に及ぼすCOおよびNO代謝系の影響
  • 重症救急患者のドクターヘリコプターによる搬送の効果
  • 院外心停止症例におけるウツタイン様式による疫学調査
  • ICUにおける感染制御のシステム確立について
  • ICU重症病態におけるCT出棟の意義と安全性について
  • 敗血症を含む重症病態と急性副腎不全の関連について
  • 急性肺傷害とLung Recruitment手技について
  • 重症外傷診療・周産期医療におけるドクターヘリコプターの効果
  • 重症外傷における外来手術・TAEの救命効果
  • 凝固能異常時の動脈出血TAEにおけるNBCAの有用性
  • 重症外傷出血性ショックに対するDamage Contorol TAEの効果
  • 重症病態モニタリングと適正輸液
  • 重症病態におけるデクスメデトミジンの有用性について
  • 肝臓組織酸素飽和度測定の臨床的意義
  • 救急外来ポータブル頭部CT撮影の有用性

3.集中治療室重症症例登録に関するおしらせ

    研究の目的
    日本集中治療学会は、我が国における重症患者管理施設の診療体制を明らかにするために、ICUの患者情報管理システムを利用して、ICUの機能評価に関係する情報を収集し、解析を行っております。本調査研究は国内の多くの施設が共同し、その結果を解析して集中治療室の機能評価を標準化する予定です。本研究は当病院倫理委員会の承認を得て行っております。

    研究の方法

    平成26年4月1日以降に当院集中治療室に入室され治療を受けられた方が対象となります。既にあるデーターベースを元に重症度や転帰など解析します。本調査は純粋な調査であり、患者さんへの直接的な介入や侵襲はなく、いかなる利益・不利益も生じません。また、情報はすべて匿名化され、個人が同定されることは決してありません。

    もしもご自身、あるいは家族の情報を本調査に登録されたくない場合には、下記連絡先までご連絡ください。撤回を希望される患者様の情報は削除し、研究データとして使用することはありません。また、撤回により何ら不利益を被ることはありません。なお、ICU在室開始後1年以内にお申し出がなかった場合には、参加を了承させていただいたものとさせていただきます。

    連絡先: 和歌山県立医科大学 救急集中治療医学講座 木田 真紀
    電話:073(441)0603

    4-1.情報公開文書

      このたび当院では、集中治療室に入室中に新たに心房細動という不整脈を発症された患者さんの診療情報を用いた下記の臨床研究を実施いたします。診療録からの情報を利用させて頂く研究ですので、対象となる患者さんに新たな検査や費用のご負担をお願いするものではありません。また、対象となる方が特定できないよう、個人情報の保護には十分な注意を払います。

      この研究の対象に該当すると思われた方で、ご自身の診療情報等が利用されることを望まない場合やご質問がある場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

      1.研究課題名 

        重症患者の新規心房細動に関する多施設レジストリの構築

      2.研究責任者

        和歌山県立医科大学救急集中治療医学講座 助教 宮本 恭兵

      3.研究の目的

        本研究では、国内の多施設とともに集中治療室において重症患者に発生する新規心房細動患者の診療実態などを前向きに評価し、レジストリを構築する。

      4.研究の概要

      (1)対象となる患者さん

        平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間において、集中治療室へ入室中に心房細動を発症した患者さん

      (2)利用させて頂く情報

      診療録、検査データ、画像データを電子カルテ閲覧させていただきます。

      5.個人情報の取扱い

        本研究で取り扱う患者さんの個人情報は、患者番号のみです。その他の個人情報(住所、電話番号など)は一切取り扱いません。本研究で取り扱う患者さんの診療情報は、個人情報をすべて削除し、匿名化データとして使用します。患者さんの個人情報と匿名化データを結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで厳重に管理し、研究の実施に必要な場合に参照します。また、研究終了時に完全に抹消します。多施設研究のため、匿名化データを一部提供する可能性・他の研究に2次利用する可能性もありますが、すでに匿名化している情報ですので、プライバシーは完全に保護されます。

      6.ご自身の情報が利用されることを望まない場合

        臨床研究は医学の進歩に欠かせない学術活動ですが、患者さんには、ご自身の診療情報等が利用されることを望まない場合、これを拒否する権利があります。その場合は、下記までご連絡ください。研究対象から除外させて頂きます。なお、研究協力を拒否された場合でも、診療上の不利益を被ることは一切ありません。

      7.問い合わせ先

        和歌山市紀三井寺811-1

        和歌山県立医科大学救急集中治療医学講座 担当医師 島 望

        TEL:073-441-0603 FAX:073-447-2360

      4-2.情報公開文書

          当院では、以下の臨床研究に参加しています。

          ①研究課題名:
          Rapid Response System(RRS)データレジストリに関する多施設合同研究

          ②対象:
          RRSを要請された患者様

          ③データ収集対象期間:
          承認後~5年間

          ④研究目的概要:
          RRSは1995年にはじめて豪州で報告され、本邦でも2008年頃からRRSのコンセプト(急変の兆候から心停止およびほかの病態の悪化も未然に防ぐ)が普及しつつあります。欧米では、RRSの導入によって院内心肺停止の発生数が減少、心肺停止症例の死亡率が減少、有害事象発生率の減少などが数多く報告されていますが、豪州ではRRSの有用性が証明されない結果が報告されています。そこで本邦でもデータを収集し日本独自の根拠を確立していくことで、日本におけるRRSの普及をさらに加速することが可能となり、院内での急変を未然に防ぐことが可能になると考えます。また、心停止した後の医療コストは急性期にも慢性期にも必要であることを考えると、RRSによる心停止をさせない取り組みをすることが余分な医療コストの支出を防ぐことにつながると考えます。
           この研究はRRSの有効性を検討し、今後重要な根拠を提供できることを期待して、日本国内の多数の医療機関で調査がおこなわれるものです。

          ⑤研究方法の概要:
          診療録に記載されている患者さんの症状、バイタルサインの情報を収集します。

          ⑥個人情報保護の仕組み:
          個々のデータは匿名化された状態で取り扱われます。専門の学会や学術雑誌に発表されることもありますが、患者さんのプライバシーは十分に尊重されます。結果発表の際に患者さん個人に関する情報(氏名など)が外部に公表されることは一切ありません。

          ⑦了解を求める事項:

           診療録に記載されている情報を移させていただきます。診療録の利用を拒まれる場合は下記までご連絡ください。データを消去いたします。また利用を拒まれたことで不利益は生じません。また、必要に応じてご家族や施設に(患者様の情報を)お聞きする場合がありますが、患者様の情報をお話になりたくない場合はお断りください。

          ⑧研究の主体及びお問い合わせ先

           担当医師:和歌山県立医科大学 救急集中治療医学講座 米満尚史 / 柴田尚明 TEL073(441)0603
           研究者代表:聖マリアンナ医科大学 救急医学 藤谷茂樹

          4-3.情報公開文書

        集中治療室(ICU)における抗菌薬使用とde-escalationの実態調査

        「DetermInants of Antimicrobial use aNd de-escalAtion in critical care

         (DIANA study) 」について

        • 研究の目的

        本研究は感染症の診断または疑いで集中治療室に入院されている患者様を対象に、どのような治療が行われているか、適切な抗菌薬が選択されているか、を調査します。

        本調査研究は全世界の多くの施設(日本では現時点で当施設を含め37施設)で行われ、データを集積し、感染症に対する治療の実態を明らかにしていきます。

        本研究は和歌山県立医科大学倫理審査委員会の承認を得て行っております。

        • 研究の方法

        下記期間に感染症の診断または疑いで入院し治療を受けられた方が対象となります。治療に使用した抗菌薬、患者様の年齢、性別、検出された菌などが記録されます。

        本調査は純粋な調査研究であり、患者様への直接的な介入や侵襲はなく、いかなる利益・不利益も生じません。また、情報はすべて匿名化され、個人が同定されることは決してありません。

        *該当期間: 平成29年5月8日~5月21日

        ※この研究の対象となられる方で、ご自分あるいはご家族の情報を登録されたくない場合には、平291031日までに下記連絡先までご連絡下さい。撤回を希望される患者様の情報は削除し、研究データとして使用することはありません。また、撤回により何ら不利益を被ることはありません。なお、平成29年10月31日までにお申し出がなかった場合には、参加を了承していただいたものとさせていただきます。

        連絡先  和歌山県立医科大学付属病院 救急集中治療部

        住   所 : 〒641-8510 和歌山市紀三井寺811-1

        電   話 : 073-441-0603  (FAX)073-447-2360

        E-mail:mami517@wakayama-med.ac.jp

        担当医師 : 学内助教 喜多真未  

          4-4.情報公開文書


          (西暦) 2016 年 10月  14日

          膵炎の治療で当院に入院・通院されている

          患者さんの診療情報を用いた臨床研究に対するご協力のお
          研究責任者兼実務責任者 所属 救急集中治療医学講座 職名 助教 氏名 宮本恭兵

          連絡先電話番号 073-441-0603

          このたび当院では、当院にて膵炎の治療を受けられる患者さんの診療情報を用いた下記の研究を実施いたします。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。また患者さんのプライバシー保護については最善を尽くします。本研究への協力を望まれない患者さんはその旨、073-441-0603までご連絡をお願いします。

          1 対象となる方

          当院で膵炎の治療を受けられる患者さんが対象です。

          2 研究課題名

           急性膵炎の前向き多施設観察研究

          3 研究実施機関

           和歌山県立医科大学を含めた約20の多施設

          4 本研究の意義、目的、方法

           本研究では、和歌山県立医科大学で膵炎の治療を受ける症例の臨床情報も用いて短期及び長期の予後や各治療が予後に与える影響を前向きに評価します。

          5 協力をお願いする内容

          診療録、検査データ、画像データを電子カルテ閲覧させて頂きます。

          6 本研究の実施期間

          倫理審査委員会で許可された日~2026年12月31日

          7 プライバシーの保護について

           本研究で取り扱う患者さんの個人情報は、患者番号のみです。その他の個人情報(住所、電話番号など)は一切取り扱いません。本研究で取り扱う患者さんの診療情報は、個人情報をすべて削除し、匿名化データとして使用します。患者さんの個人情報と匿名化データを結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで厳重に管理し、研究の実施に必要な場合に参照します。また、研究終了時に完全に抹消します。多施設研究のため匿名化されたデータを一部提供する可能性もありますが、すでに匿名化されている情報ですので、プライバシーは完全に保護されます。

          8 お問い合わせ

           本研究に関する質問や確認のご依頼は、平日9時より16時の時間に救急集中治療医学講座 宮本恭兵 073-441-0603(直通)へ連絡をください。

           


       

     

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