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様々な取り組み

 院内医療安全など多角的な観点から、様々な取り組みを行っています。

災害訓練

 病院全体で、また医師会の先生方との共同など、様々なシチュエーションでの災害訓練を当センター医師主導のもと随時行っています。東日本大震災や紀南地方台風被害などでのDMAT/救護活動の経験を生かし、想定される(東)南海大地震発生なども考慮し、日頃からの意識向上に努めています。

様々な取り組み様々な取り組み

METコール

 MET=Medical Emergency Team。Rapid Response Systemという呼び方をする施設もあります。病態迅速判断・緊急救命処置・予後予測に習熟した当救命救急センター集中治療医による、病棟患者急変「前」緊急対応システムです。当センターで策定した要請基準をもとに院内全入院患者さんの重篤化する前兆を各病棟看護師・各診療科医師が客観的に早期察知し、重症化・急変防止のためにMETをコール・起動します。

 CPA(心肺停止)を含む急変病態が発生してからでは集中治療医による病態改善のための介入時期としては遅く、急変「前」に早期介入することで急変自体を防止するのがMETの目的ですが、主診療科医師の裁量を無視しない形で集中治療医の早期介入を促進しているのが当院METシステムの特徴です。必要あればそのままICU入室とし、病院全体の入院患者さんの重症化防止マネジメントに可能な限り早期から関わるように心掛けています。当センター推進により2008年7月METコール導入以降、入院患者の予期しない死亡率の低下傾向がみられました。医療安全推進室と連携し、今後も急変防止のためにMET活動を継続していきます。

リハビリテーションカンファレンス

 リハビリテーション科にご協力いただき、ICUに入室する超重症患者さんの急性期からの積極的な理学療法を早期開始しています。呼吸不全病態の多いICUでの肺理学療法はもちろんのこと、廃用予防・血栓予防などを目的に、早ければ入室翌日にはリハビリテーション科に紹介させていただきます。理学療法士・リハビリ科医師とICU医師・看護師で症例カンファレンスを週1回行い、呼吸不全を含めた全身状態の推移を双方で確認することで、より有効なリハビリ推進・予後改善に努めています。

様々な取り組み様々な取り組み

呼吸器ケアチーム

 ICU/HCU病棟以外で管理されている院内各科・各一般病棟の気管切開/人工呼吸管理中の患者さんについて、呼吸ケア・Weaning補助などの観点で多職種病棟回診(ICU医師・集中ケア認定看護師・臨床工学士)を週1回行っています。

Autopsy Imaging

 Autopsy Imaging(Ai)=死亡時画像診断。死因不明の場合に死後CT撮影により死因確定しようという試みです。もちろん我々の最大の目的は救命ですが、ERでのCPA症例を中心に、患者さんの最後の重要な情報を可能な限り正確に把握してご家族に還元するために、積極的なAi-CT撮影に取り組んでいます。

 Ai-CTによる死因確定率は約30%程度といわれていますが、病理解剖に比べ実際の施行に関する簡便性・低侵襲性とご家族への情報還元の即時性に優れるため、非常に有効なツールであると考えています。病理医でもある海堂尊先生の著作『チームバチスタの栄光』『アリアドネの弾丸』などでも注目され、法整備のために各関連学会が調整を続けているところです。当院では医療安全の観点から、放射線科医と連携し2009年11月から病院全体でAutopsy Imagingシステムを整備・導入しました。コストは病院負担とし、ご家族の同意の上Ai-CT撮影しています。

《注》当院はAiセンターではないため、Ai目的のご紹介は受け付けておりません。

各スポーツイベント救護チーム派遣

 高齢者スポーツ大会・高校生ボクシング大会など各種スポーツイベントで、現場でのAEDを含む応急救護処置のために、当センター医師(イベント規模によって1名~複数名での救護チーム)を派遣することがあります。

《注》輸液製剤など消耗品供給の問題もあり、当センター単独の判断で派遣されることはありません。病院全体としての対応となります。

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