和歌山県立医科大学 内科学第一講座は一般内科診療、糖尿病・内分泌代謝内科を専門とする講座です。

和歌山県立医科大学 内科学第一講座

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視床下部・下垂体

視床下部・下垂体から分泌されるホルモンとその異常による病気

成長ホルモン

文字通り、成長作用のあるホルモンです。 多すぎると身長が伸びすぎる巨人症や手足の節々がごつくなる先端巨大症になります。 少なすぎると身長が伸びない小人症になります。大人では成長ホルモンがなくても大きな支障はないとされてきましたが、寿命が短い、心臓病になりやすいなどいろいろ不都合なこともわかってきて、現在では大人の成長ホルモン欠乏にも治療を行うようになっています。

プロラクチン

お乳の発育や母乳を作るのに必要です。
多すぎると女性では月経がなくなったり、お乳が出るようになります。男性で はあまりはっきりした症状は出ないことが多いです(性欲減退など)。

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

副腎皮質を刺激してステロイドを出させます。
多すぎるとクッシング病といってステロイド過剰の症状(高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常など)がでます。
少なすぎるとステロイド不足の症状(低血糖、低ナトリウムなど)がでます。 詳しくは副腎の項目で。

甲状腺刺激ホルモン(TSH)

甲状腺刺激ホルモン(TSH):甲状腺に働いて甲状腺ホルモンをださせます。詳しくは甲状腺の項目で。

黄体化ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)

卵巣や精巣に働いて性ホルモンを分泌させます。詳しくは性腺の項目で。

下垂体腫瘍

下垂体のできもので良性のものがほとんどです。ホルモンを作る場合は作るホルモンにより上に述べたような症状がでます。ホルモンを作らない場合も大きくなると眼の神経を圧迫するなどいろいろな症状が出てきます。(視野の異常、頭痛など)

抗利尿ホルモン(ADH)

おしっこの量を調節しているホルモンです。少なすぎると尿崩症といって、一日数リットル〜10リットル以上の大量の尿がでます。多すぎるとSIADHという病気になり、血液の中の塩分(ナトリウム)が低くなります。 




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