観光医学事業

本学は、観光医学研究部門及び観光医学講座を平成18年7月に開講しました。
ここでは「観光」と「健康」について医学的検討を行い、和歌山県の恵まれた観光資源を活用し、それらの資源を現代人の健康増進と癒しに役立てていくための教育・研究活動及び商品企画開発等に取り組みました。

平成18年10月に実施した開講記念セミナーを皮切りに、シンポジウムや、ツアー企画、認定講習会など、様々な活動を展開してきました。
なかでも、平成18年度より実施しておりました、「医療サービスを付加した観光企画(専門医同行ツアー)」では、糖尿病、パーキンソン病、乳がん、人工肛門の患者様などを対象に、観光を楽しみながら治療や予防を楽しく学ぶ機会を提供し、多くの患者様やそのご家族にご参加いただきました。

平成22年度をもって、本講座は閉講しましたが、引き続き大学事業として観光医学事業を実施しております。平成24年度も「観光医療指導師・観光健康指導士認定講習会」の開催により、安心安全な旅の充実を、人材育成の面から進めてまいります。

観光医療指導師・観光健康指導士認定講習会

旅行者の安心と安全の確保のために、旅行者の身近に接する事業者や医療関係者に対して、旅行に伴う健康管理や緊急時対応などの基本的知識について、講義と実技の講習を行います。全課程を受講し認定試験に合格した者は、観光医療指導師・観光健康指導士として、本学が認定を行います。

平成24年度

平成24年度は、あらたに観光医療指導師1名と観光健康指導士4名が誕生しました。
現在の登録人数 合計:観光医療指導師 47名 観光健康指導士 56名

観光医療指導師・観光健康指導士更新講習会

当認定資格は、5年ごとの更新(講習・実技 各4単位の履修)が必要です。
医療の現場では日々進歩が求められており、また、様々な分野での研究が為されております。この認定講習会では、皆様に医療の「基礎的な知識」を身につけていただくものですが、新しい情報のもとで正しく活用していただけるように、5年毎の更新制度を設けております。

また、「アメリカ心臓協会認定ハートセイバーAED講習」につきましては、当該認定制度にてその実技の習得を必須としておりますが、当該認定資格は「受講カード有効期限」を保証するものではございません。

(※ハートセイバーAED講習受講カードの有効期限は2年間で、更新(継続)制度はございません。)

平成24年度

観光医学講座(平成22年度まで)での活動

  1. 観光資源による癒し効果の科学的検証
  2. 添乗員の教育プログラムの作成(観光医療指導師・観光健康指導士認定講習会)
  3. 感染症対策マニュアルの作成
  4. 医療サービスを付加した観光企画(専門医同行ツアー企画)

活動実績(平成22年まで)

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