本部長挨拶

 本学は平成18年4月の法人化に伴い、産官学連携推進本部を設置しました。その目的は、産業界と行政と本学が協力して、県民の健康増進と地域産業の振興を図り、社会に貢献することです。その目的を遂行するため、現在、本部に2つのセンターを設置して、運営を行っています。

 「産官学連携センター」では、共同研究・受託事業など外部からの資金を活用し、寄附講座として運動機能障害総合研究開発講座、光学的美容皮膚科講座、腫瘍制御学講座、みらい医療推進学講座、低侵襲脊椎外科手術研究開発講座、くろしお寄附講座(新宮市立医療センター・有田市立病院・済生会有田病院・海南医療センター・紀南病院)、地域および国際的に活躍できるリハビリテーション科医師・専門職教育研究講座、ジャバラ美容健康研究講座、総合周産期医療支援講座、美容外科講座、不整脈先進治療学講座の15講座を、受託講座として小児成育医療支援学講座、周産期医療支援学講座、リハビリテーション・スポーツ・温泉医学研究所の3講座を、共同研究講座として次世代がん創薬共同研究講座(株式会社HOIST)を設置し、県民の健康増進に寄与すべく各分野の研究を行っています。

 「知的財産権管理センター」では、本学の研究等の成果を知的財産権として権利化することを推進し、研究成果の県民への還元を行うべく、知的財産権の管理を行っており、17件の特許を保有しています。(令和6年4月現在)

 令和3年に開設したバイオメディカルサイエンスセンターや、令和6年に開設したデータサイエンスセンターなどの研究リソースを活用し、積極的に産・官・学連携共同研究等に取り組むことにより、今後も県民の皆さま方のご期待に添える「開かれた大学」、「地域・社会貢献のできる大学」を目指し、努力してまいります。今後とも皆さま方の温かいご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和6年4月
産官学連携推進本部長 藤井 隆夫

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