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診療科・中央部門のご案内

緩和ケアチーム (腫瘍センター緩和ケアセンター)

部門紹介

日本では、「緩和ケア」はホスピスや緩和ケア病棟を中心に発達してきました。当院5階にも1999年5月に9床の緩和ケア病棟(緩和ケア入院料未加算(2007年12月1日現在))が設置され、日本の大学病院でも先進的な役割を果たしてきました。 一方、ホスピス・緩和ケア病棟では基本的に抗がん治療をおこなわないために、がん医療のなかには「緩和ケア=ターミナルケア」と考えられることもありました。しかし、2007年4月施行された「がん対策基本法」では、がん早期からがん患者さんの療養生活の質の向上をするべきだと、はっきり明記されました。 これからのがん医療には「治療の初期段階からの緩和ケア」が求められるようになってきたのです。

がん対策基本法(平成19年4月1日施行)

第三章 基本的施策
第二節 がん医療の均てん化の促進等
(がん患者の療養生活の質の維持向上)
第十六条 国及び地方公共団体は、がん患者の状況に応じて疼痛等の緩和を目的とする医療が早期から適切に行われるようにすること、居宅においてがん患者に対しがん医療を提供するための連携協力体制を確保すること、医療従事者に対するがん患者の療養生活の質の維持向上に関する研修の機会を確保することその他のがん患者の療養生活の質の維持向上のために必要な施策を講ずるものとする。

図:がん患者の療養生活の質の維持向上

業務内容

私たち緩和ケアチームは、がん治療中で一般病棟入院中のがん患者さんに対して、身体的症状(痛み・吐き気・息苦しさ・だるさなど)、精神的症状(不安・眠れない・気持ちが落ち込むなど)の緩和だけでなく、退院支援、家族のサポート(精神的サポート・療養環境の相談)、治療スタッフのサポートを行います。

私たちは、

  • 主治医に鎮痛剤処方・症状緩和に関する治療法の相談・提案
  • 担当看護師にケアに関する相談・提案
  • 地域連携(診療所・訪問看護ステーション・介護事業所)の調整

などのコンサルテーション型活動をおこなっています。
ですから、私たちのチームとして鎮痛剤処方・処置をおこなうことはありません。あくまでも、患者さん・ご家族と治療チームの関係をサポートする立場で活動いたします。

スタッフ紹介(2016年4月現在)

身体症状を担当する医師 1名 麻酔科  栗山 俊之
精神症状を担当する医師 1名 神経精神科  大沢 恭子
がん看護専門看護師 1名 看護部 温井 由美
がん性疼痛看護認定看護師 1名 看護部 石徹白 しのぶ
薬剤師 1名 薬剤部 藤原 大
医療ソーシャルワーカー 1名 地域連携室 関本 査智子

緩和ケアチームへの相談方法

先ほども述べましたが、患者さん・ご家族と治療チームの関係をサポートする立場で活動しております。 患者さん・ご家族で緩和ケアチームのサポートをご希望される方は、まず主治医もしくは受け持ち看護師にご相談ください。

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