教員からのメッセージ

<和歌山県立医科大学 保健看護学部 山田和子>

本学部は短期大学から保健看護学部に改組して4年目になります。来年の3月には保健看護学部で4年間学んだ学生が大学から巣立ちます。この4年間は教育内容や実習内容の検討など様々な検討をしながら、より良いものへと歩んできた年月でもあり、振り返ると感慨深いものがあります。  教員だけでなく、学生もこの4年間には沢山の思い出があると思います。看護の学習、クラブ活動、大学祭など沢山あると思いますが、最大の思い出は実習ではないでしょうか。

そこで、本稿では、実習に関連する保健看護学部の施設について紹介したいと思います。「大学にある施設は?」と聞かれた時には、何と答えますか。すぐに思い浮かぶのは、階段式になった講義室、図書館、体育館、食堂、パソコンがある情報科学室、保健室、自習室、LL教室・・・・でしょうか。看護教育を行っている多くの学校には「実習室」があります。いきなり看護を病院、訪問看護ステーション、高齢者施設、保健所、市町村保健センターなどの施設で行うのではなく、大学内で「演習」という形でまず実習前の学習を行います。そのために大学内に実習施設に近い形で看護を行えるように部屋が準備されています。

本学では基礎看護実習室、成人看護実習室、小児・母性看護実習室、老人・地域看護実習室があります。私は地域看護学を担当していますので、老人・地域看護実習室を紹介しましょう。

老人・地域看護実習室は大学の建物の中に「家」があると想像してもらったらいいですね。実習室は、写真にあるように、和室があり、トイレ、風呂場があり、大変広い1LDKというところでしょうか。なぜ、大学の建物の中に「家」があるかというと、地域看護は「家庭」の場で看護を提供するからです。座敷では家庭訪問の練習を、風呂場では片マヒのある家庭で療養されている患者様の入浴介助の練習を、ベッドでは寝たきりの方の更衣の練習などを行っています。

最近では「演習」用のシミュレーション教育の機械や器具あるいは人形など様々なものが開発されてきてます。一度見に来られませんか!。様々な看護が体験できます!。

写真

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