教員からのメッセージ

「中国の山東大学との学生交流を終えて」

<和歌山県立医科大学 保健看護学部 水主 千鶴子>


私は、この夏に山東大学との学生交流の引率教員として中国山東省を訪れました。山東省は人口約1億人と日本の人口とほぼ同じくらいで、その省都が済南市です。済南市の中央に山東大学の広大なキャンパスがあります。山東大学は、学生数が約4万人の国立大学であり、中国の国家重点高等大学のひとつに選ばれ優秀な学生を社会に送り出しています。 山東大学の看護教育の歴史は、1985年に4年制の高等看護教育が復活し、2000年6月に看護学院(看護学部)が創設されて5年制の看護教育が開始しています。山東大学では、看護学生も基礎医学は医学生と同じレベルの教育を受けています。

看護学は、内科看護や外科看護といった疾患別看護の教育が行われています。臨床実習は5年次に1年間、山東大学附属病院と山東省立病院で行われ夜勤実習も実施しています。 看護学生は、向学心をもち何事にも積極的に取り組む姿勢がみられました。私が一番驚かされたのは語学力です。流ちょうな英語で自分の意見を主張できる学生に感心しました。 中国の反日運動が報道され少し不安を抱いていましたが、山東大学の学生や教職員の方々は非常に温かく私たちを迎えてくれました。今回の学生交流で中国の医療や看護の現状、また中国の文化や歴史について学ぶことができました。今後、山東大学との交流がますます活発に行われることを願っています。

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